ベランダのすぐ下で携帯を耳にあて大きな声だ話をする男性を見下ろしながら、諦めから口走ってしまった恥ずかしい言葉…「嶽間沢猛」は更にそれ以上のことを祐子に言わせようとします。
(だ、ためっ…も、もうこれ以上は…)
電話の相手との話に夢中なのか、すぐ近くにいる祐子の存在に気づかない男性ですが、これ以上何かを口にすれば、その声が耳に入り祐子に気づいてしまうかもしれないのです。
「嶽間沢猛」に操られていると思い込んでいる祐子の指は、そんな葛藤のなかでも動くことをやめてはくれません…正確に言えば祐子自身の身体が快楽を求めて動いてしまっていたのですが…
(あぁっ…またイっちゃいそう…)
休むことなく敏感な部分をまさぐる指は、容赦なく祐子を再び追い上げていきます…その時、祐子の頭に思い浮かんでいた光景は、ベランダ祐子に気づいた男性が見上げ、見つめる中でオナニーを続け絶頂を告げる自分の姿でした…その思い浮かんだ光景は、祐子をゾクゾクとさせたのです…
「べ、ベランダで…ぜ、全裸になって…オ、オナニーして…イ、イくところを…み、見てください…」
こう口にした時(私に気づいて…)と本気で思ってしまった自分がいました…
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