《こんばんは。少しバタバタして間が空いてしまってごめんなさい。毎日暑いですが、鈴香さん大丈夫でしょうか?》
『もう大丈夫だからね。安心してスマホを新しくしたら電話で話そうね。鈴が日本でちゃんと働きながらお嫁さんになるって言ったらパパは喜んで祝福してくれるはずだから。』
電話をする事は、どれだけ俺と連絡を取りたかっただろうと、おじさんの事が気がきじゃなかったのも確かだった。
ただ、自分の娘の事より俺に気を使い、遠慮してしなかった心中を思い、少しでも安心させたくて今日にでもスマホを買おうと提案したのを鈴香が受け入れ一安心。
『分からなくなったら、直ぐに教えられるように、お揃いのスマホにしようね。LINEとかすれば、鈴のパパとか共有してリアルタイムな話も話題も写真とかまでのせられるし。』
美味しそうにコーンスープを飲む鈴香の穏やかな表情に微笑み返した。
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