《治ったのかな?まだ痛い?心配。添い寝してゆっくり眠らせてあげる事が出来たら治りも早いんだろうなぁ?お出掛け、具体的には言えないけど紅葉を見てきたよ。綺麗だった。》
やはり寝覚めが悪かったのかボーッとしたままソファーから動かない鈴香。ホットケーキが出来上がる頃になった瞬間、ガタッと音。
『鈴っ!』
直ぐに鈴香が倒れたと分かり振り返りながら近付くと抱き起こしてソファーに寝かせた。
『貧血だね。急に立ち上がっちゃったからだね。もう大丈夫かな?そのまま横になってて。』
クッションを枕がわりにしてブランケットをフワリと掛けるとおでこにチュッとキス。
『後はトッピングするだけだから3分だけ横になって待っててね。』
素早くホットケーキにトッピングを済ませコーンスープをよそってから、ローテーブルをソファーの横に置くと出来上がった物を並べて。
『昔もしたね。倒れたりした時には鈴は寝たままあーんしてさぁ。さあ食べようね。』
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