《こんばんは。やっぱりなぁ。鈴香さんの行動はお見通し。なぜって鈴香さんは手のひらでウロウロしてるんだから。眠くなってうとうと船を漕ぎ始めたら、ポッケに入れておやすみなさい(笑)》
やっぱりなぁ。鈴香に選ばせれば迷わずネイビー、そう分かっていたが。
『鈴が決めてくれたんだから、ネイビーにしようね。じゃあ決まりだ。』
選び終えて一気に体力を消耗させて名前を呼ぶと裾に掴まってぐったりした様子の鈴香。
『じゃあカウンターに行って契約して帰ろうね。もし疲れたなら明日にでも改めて取りに来ても良いんだからね。』
病み上がりと、人疲れだろう。二人になれば直ぐに元気になるのは知っている。レストランもしばらくは個室に決めていた。
『大丈夫?取り合えず座りなさい。』
カウンターの椅子を引いて先に鈴香を座らせ自分も座って購入手続きを直ぐに始めた。
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