「そうだな…!マーキスには、しっかりしてもらわねば……私が結婚してやるからには完璧に管理せねば。ふふっ……♪もっと腰に力を入れて情けなく尻をつき出せば安定するぞ♪
それは……私に士官の誘いということか…!しかも近衛騎士といえば、騎士の中でも殿下の護衛を任せられる名誉ある仕事。」
グッと拳を握り締めマーキスの矯正を心に誓いながら、『椅子』にクスっ♪と笑いながら声をかけ、突然の提案に瞳を見開き驚いた表情を浮かべる。
「それは……その……//。敵わないな、プルミエ殿下には…♪まあ正直に言うと、その通りだ……マーキスがオスであったことは嘆かわしいが……それ以上にこのフェムダム帝国のありようや、マーキスの情けない姿を見るとドキドキしてしまって……♪」
素直に心境を恥ずかしげに告白する。その内容はフェムダム帝国の女性に憧れ、また染まる素質は充分にある内容そのものであり、本人は気づいていないのか、楽しげに話す。
「士官の件だが……確かにもはや、人権支援機関に所属していたところで、私はもうやる気もない。男女平等などまやかしと気づいたからな♪
だが……私のような外部のものを入れていいのか?この国の女性として教育を受けてないし……プルミエ殿下の威光に傷はつかないだろうか」
士官の件そのものは乗り気なようだが、世話になったプルミエに対して気遣いを見せ、遠慮がちに護衛騎士たちの視線も確認する。
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