カスミが尋問部屋と使用している部屋の一室…。部屋には窓一つ無いことから地下に設けられた部屋と思われる。部屋の壁は一部を覗き鏡張りとなっており、唯一鏡張りとなっていない部分については天井からスクリーンが降ろされ、そこに映像が映し出されている。映し出されている映像はカスミとエリカがこれまで捕えた各国の諜報員との戦闘シーンや捕えた後に尋問している際のものだった。翔吾はカスミにこの部屋に連れられてから、身体を壁に磔の状態にされ、昼夜問わずこの映像を見せつけられていた。部屋には男性スパイの悲鳴のような喘ぎ声と、カスミとエリカの挑発的な笑い声が響き渡り翔吾の脳を遅効性の毒のように犯していく。エリカに植え付けられたM性を徹底的に煽るその映像を見せつけられながらも貞操帯を取り付けられている為、触る事も叶わずただ悶え狂う日々。1週間程の期間であったが翔吾にとっては永遠にも感じる長さであった。
しかし、ある日カスミが通信端末を持って現れ、エリカへの連絡を許可する。エリカからのメッセージを受信後、唐突に部屋に2人の男性が入ってきて翔吾の磔を外す。
カスミはその様子を見ても焦る様子等一切なく、ただ不敵な笑みを浮かべていた。
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