【シンヤの懇願虚しく、チアキは自分が快感を得るためだけに無遠慮に腰を打ち付ける。挑発的に自分の指を舐めながら艶めいた笑みを浮かべながら笑い声をあげる。一方のエリカはリュウジの頭を掴むと引き上げ、その様子を見せつけながら耳元で扇情的な言葉を囁く。時折、舌を這わせリュウジをジワジワと嬲っていく…。2人の男性の悲鳴のような絶叫と2人の女性の笑い声が部屋にこだまし続け…】
それから6ヶ月後…。
【民間の諜報組織、GSBのトップを務めるショウゴ・サクライはここ最近続いている社員の失踪に頭を悩ませていた。始まりは6ヶ月前、組織のNo.2、No.3だったリュウジ・ヒノとシンヤ・ミナトからの連絡が途絶えたあの日から…。現在も調査を継続しているが手掛かりは全く掴めず…。2人はショウゴの事務的な仕事の補佐もしていた為、負担が大きくなったショウゴは3ヶ月前から女性秘書を2人雇っていた。】
今日で2人がいなくなって丁度6ヶ月か…。
しかし、これだけ捜査を拡大しても手掛かり一つ掴めないとはな…。
【自身が執務する部屋で一人、調査レポートを読むショウゴ。すると部屋のドアがノックされ社員の1人が宅配物をショウゴへと渡す。中に入っていたのは一部のDVDだった。差し出し人は不明。】
(DVD?何なんだ?爆発物ではない事は確かか…。)
【手にDVDをとって眺めていると2人の秘書、チアキ・ソウマとエリカ・シジョウが出社し、部屋へと入ってくる。】
あぁ…シジョウ君とソウマ君か。
おはよう。
例の社員の失踪の調査の件、何か新しい情報は入ったかい?
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