「よ、用事って、そんな…」
「明日は、どうにもならなくて…」
露骨にうろたえる私。
見るからに気持ち悪そうな笑顔の管理人さんに、すがるような媚びるような目を向けるものの、あっさりと立ち去られてしまいます。
そして夫はといえば、今日は接待を受けるから遅くなるとは言っていたものの、まさかの泥酔。
部下の人に送られて帰宅しますが、そのままソファで寝てしまいます。
もともと力持ちの私ですから、ベッドまで運ぶのは問題ありませんでしたが、とても胸を愛でてもらえるような状態ではなく、仕方なく私も就寝。
…そして翌朝。
化粧台の前で、「ひっ!」と短い悲鳴が起こり、引きつった顔が鏡に映ります。
胸が…豊かなIカップの胸が、とうとう元のGカップの貧乳に!
しかも、一度延びた皮膚は、胸を高く引き上げる力はなく、垂れたままでした。
惨めな下向きの乳首を見つめながら、目に涙を浮かべて茫然とします。
この胸を管理人さんに見てもらった程度で直せるのだろうか…それしかすがるものがなくなったとはいえ、何の保証もない話。
愛子さんは『維持』って言ってたけど、もしそれが『そこでストップ』という意味だったら、もう元通りになった現状ではもう手遅れなのかもしれない…すがることのできる確実なものはなく、時間だけが確実に非情に経過していきました…
「それじゃ礼司さん、行ってらっしゃい。」
夫の出勤を見送った後、そそくさと準備を始める私。
そして10時…管理人室のドアをノックする人がいました。
『残念でした。
今回はフラれたみたいですよ、プロフェッサー?』
笑いを堪えながら開いたドアの前に佇む私の隣人・奈緒子さん。
私が、やむを得ず伝言を頼んだのでした。
『私よりも巨乳なのに、恥ずかしそうに胸を隠す姿は可哀想でしたけれど、もうひと押しが足りなかったんですかね?
夕方の掃除には必ず行くとは伺いました。
ちゃんと伝えましたからね?』
その頃、24時間営業の雑貨屋で安いスポブラを買い、とりあえずパートに出勤して事なきを得ていた私。
とはいえ結局すっぽかしてしまったことを悔やんでいました。
そしてパートから帰宅した夕方。
近所の公園のトイレでブラを外し、部屋にも帰らず管理人室へ向かいます。
「朝はすみませんでした。
どうしても断れなかったので…」
【まだ爆乳に戻れる確信もないまま、用事をすっぽかしてまで従うには軽すぎると思ったので、今回はこうなってしまいました。
ごめんなさい。】
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