「そ、そう…
レイさんやシホさんとは会ってないの。」
その二人との関係はとりあえず絶ったようで、少しだけ安心する私。
けれどリッコの雰囲気は既に変わっており、こんなに人を見下す子じゃなかったのに、と不安になります。
胸だけが人間の価値じゃない!そう言おうとするのですが、リッコの立派な乳に気圧されて言葉を濁しているうちに電話を切られてしまいます。
「ね、ねえリッコ?
仕事っていうのは、そんなふうに馬鹿にするものじゃないわ。」
翌日の電話で一応伝えようとするものの、リッコは半笑いで、格下認定した私の言葉など聞く耳持たない様子でした。
全く無視され、私の下着のことに触れてきます。
「こ、これは…この間のリッコのブラに対抗して……」
胸の下で、胸を 支えるだけのトップレスブラ。
それを評価されて、私の濃ピンクの乳首もやや尖ります。
とはいえ、昨日よりも一晩でさらに成長した乳首の盛り上がる、リッコのブラに視線は釘付けの私。
これでは、服を着ていても乳首の勃起が丸わかりではないかと唖然とし、リッコが年上の私を呼び捨てにするのを咎めるのも忘れてしまいます。
その呼び捨てと同時にタブレット画面が揺らぎ、私もリッコを格上だと認識しはじめます。
「…う、うん。
私も、ダサいブラ、捨てるわ……」
そして翌朝、ゴミの日にまとめて地味系や清楚系の下着をまとめて切り刻んで出し、早朝からかかってきた電話を受けます。
相手がリッコだと確認すると、胸を透けるレースが覆うだけの、ブラの機能を果たさないランジェリーをむき出しにすると、透け透けベビードール姿のリッコから幸せな報告を受けます。
「…え!
そうなの、『ユウ』さんが…」
いくら私が洗脳されていても、こんな数日でリッコを変えてしまう相手がまともな相手とは思えず、素直に祝福の言葉を口にできません。
さらに大きくなった乳、厚みもまして下品に広がった乳輪、さらに逞しくなった乳首が、リッコの幸せな未来に結びつくとは到底思えませんでした。
戸惑っていると、リッコから『ユウ』さんが訪れたとの報告。
動揺して会うとも何とも答えていないのに、一方的に電話を代わり挨拶を始める『ユウ』の姿を目にし、私の目は大きく見開かれます。
プロフェッサー…Y!!
この服装、独特の尊大な物言い、薄くなった記憶がはっきりと蘇り、驚愕に体をワナワナと震わせる私。
リッコ!そいつは駄目、そいつこそが……何故か言葉が出せず、目の前で求婚が受け入れられます。
そして指ではなく薬指大の乳首にはめられた婚約指輪は乳輪に融合し、大きすぎる乳輪がハート型に縮小してプルプルと乳首を震わせていました。
うっとりした表情のリッコが見つめているにも関わらず、『ユウ』は私の正体をハッキリ口にして電話を切ります。
「…ま、待って!リッコ、そいつは…プロフェッサ……」
電話を切られてから、ようやく金縛りが解けたように言葉を出せるようになる私。
けれど、もうリッコには繋がりませんでした。
リッコは、知っているのだろうか?
悩みながら、仕事も家事も手につかない数日が過ぎました。
そして、ようやくリッコから来た連絡!
もはや下着の話をしている余裕はない!リッコよりも先に口を開きます。
「リッコ!わかっているの!?
あなたが恋人だって言ってる『ユウ』さんって人、プロフェッサーYよ!!
私達が追っていた、DCの生き残り!
あなた、あいつに弄ばれてるの、お願い、目を覚まして…」
必死な叫びがタブレットを通して伝わります。
ただ、その思いまでは果たして伝わったのかどうか…リッコの表情は、私の期待とは違っていたような気がしました……
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