数日後、
いつもとおりナオコの家でお茶会をしている澄香たち。
ナオコがいつものようにタブレットを差し出しながら
「そういえば、来月だったわよね。ハロウィン前にマンションの住人たちで行うコスプレパーティーは。みんなもちろん参加するわよね?」と聞いてくる。
タブレットには、コスプレパーティーがマンションの多目的ルームで行うことと、日時が記載されていて、その画面を見た住人たちは
「もうそんな季節なのね、もちろん参加するわ」
「去年も盛り上がったわよね。今年も楽しみだわ」
ともちろん去年はそんなものはなかったのだが、コスプレパーティーがあるのが当たり前のように次々に参加を表明する。
そんな中、コスプレパーティーがあることに違和感はなかったものの、いまいちどんなだったかを思い出そうとしてる澄香に対し、柚月が
「毎年、マンションの女性限定でコスプレをして、飲んだり遊んだりするのよ。コスプレは自分では決められず、公平にくじ引きで決まるのよ。くじ引きと言っても専用のアプリを使うんだけどね。他にも、参加者でいろんな企画や出し物を考えてみんなの前で披露したりね」と解説してくれる。
ナオコも
「コスプレの種類はいろいろあるし、選ばれたものを自分で準備しなくちゃいけないから、物によっては準備に相当時間かかるからね。また出し物については、一人でやってもグループでやってもいいから、それも決めないとね」と教えてくれる。
そんな話があった夜、澄香は旦那にコスプレパーティーのことを話すと、すでにマンションのイベントが最優先にと洗脳されている旦那は参加に快諾する。
ちょうどその頃、澄香のタブレットにコスプレの抽選を行うよう通知が来たため、澄香が専用のアプリを開いて、抽選開始のボタンを押す。
いろんなコスプレのくじが回転を始め、澄香がストップのボタンを押すとコスプレが大きな文字で決定される。
そこには、
「元スーパーヒロインのバスティア」
という文字が書かれていた
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