「…あ、礼司さん?」
目が覚めると、優しい夫の声。
いつの間に寝ていたのか、変身内助も服装も元通りでした。
「…私、いつの間にか寝ちゃったのね。
ドアの鍵とか、部屋荒らされたりとか、なかったかしら?」
冗談っぽく夫に尋ね、『大丈夫、心配しすぎだよ。』との返事を受けて、とりあえず安心します。
それから、最近、時折家事がお留守になることをイジラレながら就寝。
深夜、ベッドからひとりムクリと起き出してトイレへ。
私が寝ている間に部屋に侵入するなど、この部屋のどこに盗聴器が仕掛けられているかわかったものではありません。
狭いトイレ内をくまなく探し、何も無さそうなことを確認して、声を殺してPSAの主任へ連絡を取る私。
まだ確約をしてはいませんでしたが、ここでPSAへ接触したと知れれば、不戦協定への道は閉ざされてしまうと考えたからです。
もちろん、洗脳で制限された思考での考えでしたから、その発想は穴だらけ…むしろ全幅の信頼を寄せている『タブレット』での会話だったのです。
すべての会話データはプロフェッサーYないしDC残党にそのまま送られている…そんなことも知らずに、トイレ内で背中を丸めて報告するのでした……
「夜分にすみません。
プロフェッサーYの話、本当のことでした。
やつが夕方、私の部屋に直接現れました。」
『えっ!!直接貴女の所へ!?
それで、何もなかったの?大丈夫?』
「しっ!
もしかしたらこの自宅にも盗聴器くらいは仕掛けられているかもしれないので、声は殺してください。
このトイレ内は確認しました。大丈夫ですが、廊下に声が漏れたらわかりませんので。」
『あ、ごめんなさい。
それで、無事だったのね?』
拘束はされたんですが、特に何もなかったようです。」
『良かったわ。
でもそれじゃ、何のために?』
「やつが私に伝えたのは、DCの再起の通告、それだけでした。
少なくとも、私に対しては敵対的でなかったようにも思えます。」
『…そう。
でもこうやって連絡はしてくれた…そういうことね?』
「はい、そういうことです。」
『危ないわよ?
わかってる?』
「そうですね、だんまりを決め込みましょうか。」
『…貴女の言うとおりね。
でも十分に気をつけてね。
今の貴女は、変身もできない「外部協力者」でしかないんだから。』
主任も私の性分は承知しており、この状況で本当にスルーはできないこと、私自ら情報を引き出すスパイ役を買って出たことを理解します。
「はい、ありがとうございます。
私、主任のこと、正直苦手でしたけど、そういうお優しいところもあるんですね?」
『ばっ…!からかわないでよ。
私は一応、元上司よ?』
「クスッ…はい、すみません。
特に打ち身があるとか、そういうことはないですから、ご心配なく。
危険なことはしませんよ。
では次の情報が出来ればまた。」
通話を終える私達。
私がPSAを辞めてから数年、お互い人間的に成長したからなのか、上司部下という関係性から解き放たれたからなのか、当時より親しみを持って会話できることにホッとして、しばらく便座に座っていました。
前からの癖のように、乳首の根元で勃起を維持させているリングを弄りながら…乳首オナニーに耽りながら……
「ふっ…んん……
ダメ、礼司さんが寝てるのに…でも気持ちいい……」
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