細かく設定していただき、ありがとうございます。
では少し導入部を書いてみますね。
イメージ違う時は、書き直しますので言って下さい。
グチュッ、グチュッ…
慶雲荘の離れ、立ち入り禁止にしてある部屋。
その部屋に響く男女の性器が擦れ合う淫らな音。
パンッ、パンッ、と腰がぶつかる程に激しく深く突かれる女性。
奥まで突かれる度に、悦びの声をあげる女。
男と女の営みを、悔しそうに睨みながら見ている一人の男。
今目の前で男と嬉しそうに交わっている女、藤山ヨシコの旦那だった。
店を奪うだけでは飽きたらず、自分の妻まで奪っていった憎らしい男、小鳥遊 優太。
優太の気を引こうと最近ではすっかり派手になってしまったヨシコ。
しかし、いつかはヨシコの目も覚めるはずだ、と信じてどんな屈辱を与えられてもヨシコと優太の傍から逃げる事はしなかった。
奪われた店も取り返そうと、ヨシコと優太の目を盗んでは板前のバイトをしたり、知人から借用したりして少しずつお金も貯めていた。
「イイッ、中に来て!!」
いつものように一際高いヨシコの声が響いた。
それを合図とするかのように、同時に昇りつめる男女。
ドクッ、ドクッ、とヨシコの中に吐き出される精液。
旦那の前で嬉しそうに他の男の精液を受け入れるヨシコ…。
抜かれた肉棒を名残惜しそうに舐め、自らの愛液と優太の精液を舐め取っていく。
「フフッ、ヨシコは良い子だな。
可愛いよ。
ところで、新女将の様子はどうだ?」
愛しそうにヨシコの頭を撫でながら尋ねる。
「ありがとう。
春江さん?
まだまだよ。
今まで経営なんてした事ないんだから。
慶雲荘を貴方の物にするための準備は着々と進んでいるわ。
春江さんの旦那も、あの仲居にすっかり骨抜きにされているし。
今では春江さんの言う事には耳も貸さずに仲居の言う事ばかり聞く始末。
私の旦那のように、全てを失ってから取り返そうとしても遅いのにね。
春江さんの本当の意味での味方はいなくなったわ。
後は貴方が春江さんを堕とせばいいだけ。」
潤んだ瞳で少女のように答えるヨシコ。
「ヨシコは頼れるね。
助かるよ。
ではそろそろ仕上げに入ろうか。」
ゾッとするような冷たい笑みを浮かべる優太。
あくる日、慶雲荘に顔を出す優太。
「お邪魔します。
私は小鳥遊 優太と言います。
大事な話があって来ました。
女将さんはいらっしゃいますか?」
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