「んんッ……はぁっ、っぁあッ…!んっ、な、にっ……?」
ルビーのしなやかな裸体に見惚れたアールの肉棒が、ビクンッと跳ね上がれば子宮を強く突き上げられたような甘い疼痛であゆむは意識を覚醒させる。
その肉棒の鼓動を宥める様に、あゆむの子宮口は亀頭に吸い付き、膣壁でやわやわと揉み込む。
意識を失い、取り戻す度に自分の身体を締め上げるシュロ縄と乳首とクリトリスに嵌ったリングから送られる酷く甘い疼きに、悩まされ、その場に居る者の加虐心を煽る。
「ぁっ、ンぁッ……き、れい……(あの人、蛇みたいだけど、とても綺麗…身体が虹色になってる…)」
快楽で潤んだあゆむの瞳に映ったのは、艶やかな虹色に染まるルビーの肢体だった。
あゆむとルビー、人間と魔物という視点からであれば、ルビーの鱗の色が銀色でないことに安堵すべきだ。
しかし性奴隷調教の加虐者と被虐者という視点からであれば、今のあゆむにとってルビーの鱗が玉虫色に輝くことは悦楽の天国とも地獄とも言えた。
「っ、ぇっ……(あれ、なんで、女の人なのに、股間に……)」
同性でも惚れ惚れとしてしまうルビーのプロポーションに、アール同様目を奪われてたあゆむだが、ある異常に気付く。
美しい虹色の身体の股座からは、アールと同じように、そしてアールと同じくらい凶悪なサイズの男根が滾っていた。
嫉妬してしまいそうな整った身体と、その真ん中を陣取る逞しい肉棒の存在にあゆむが困惑していると、ずぃっと唇の前に大きな亀頭が突き出される。
「っぁ……ふ、ぁああッ……(この甘い匂い…くらくらする、でも、とても心地良い…唇が熱くて、この甘いの、もっと、欲しい…)」
ルビーに頬を挟まれて逃げられない所為だけではなく、あゆむはその虹色の蜜の香りに完全に酔いしれていた。
亀頭から溢れ出る強すぎる媚薬は、香りだけであゆむの脳を蕩かしていく。
その蜜が唇に触れた途端、あゆむの子宮が心臓の様に波打ち、アールの肉棒をきゅうきゅうと締め付けながら腰をくねらせていく。
「あぁァッ…へぁあっ、アッあぁッ…(大きい、大きすぎる…顎が外れちゃうっ…でも、この甘い蜜が、欲しい……この大きいのが、欲しい…)」
催眠術にかかったように、ルビーの命令に小さく頷き口を大きく開き男根を迎え入れていく。
顎が外れそうなほどのサイズの亀頭に、あゆむの小さくも熱く柔らかい舌を這わせ、蜜を舐めとり撫でる様になぞっていく。
アールの時と同じような巨大な肉棒の侵入に、あゆむは眉間に皺を寄せて嗚咽し、愉しげに恐ろしい言葉を綴るルビーに艶っぽい視線を向け、緩く嫌々と首を振る。
それはとても小さな抵抗だが、行為そのものを止めて欲しいという意味よりも、意地悪な言葉で私を苛めないで、これ以上疼きを強くさせないでと訴えているようだった。
その厭らしい姿に、アールが黙っているはずもなく、止めていた腰をゆっくりと動かし始める。
アールの瘤だらけの肉棒があゆむの臍の下を膨らませ、ルビーの甘く凶暴な陰茎が喉を割り裂いていく苦しいほどの快楽に縛られた身体を精一杯くねらせ、快楽を受け止めるあゆむ。
「んっ、んん”ぅうッ……!?ふぅっ、ぅ、ぐぅうッ…ンンッ…!!
(う、鱗がぁッ…逆立って、喉の奥引っ暖いてぇっ…苦しいッ、吐きそうッ…だけど、舌と喉と、ざりざりって引っ暖かれて、お腹がきゅんきゅんしちゃうよぉっ…)」
根元まで呑み込まされた陰茎がゆっくりと引き抜かれる際、びっしりと隙間なく存在する鱗の逆立ちがあゆむの喉を柔く引っ暖きながら出入りする。
喉奥を引っ暖かれることなど有り得ないし、気持ち悪さと苦痛しか感じない筈なのに、内腿を震わせて悦んでしまっているあゆむがいた。
「っふ、んぅうヴぅッ…!?(く、首がっ…締まって…絞められてッ……だめぇっ、動かさないでぇ…苦しい、死んじゃうッ…息が出来ない、よぉ…)」
鱗で引っ暖かれながらも快楽を感じ喉奥を締め付けて、苦しみながらもルビーの肉棒に無意識に奉仕を施すあゆむの淫靡さに、ルビーは身体を波打たせて玉虫色の艶を濃くした。
白く細いあゆむの首に己の尻尾を巻き付け、ギリギリと締め上げていき、外側からも喉の締め付けを強くする。
息苦しさと、人間では有り得ない責め方をされ、自分の反応で加虐心を滾らせているルビーとアールの責め苦に、苦しみながら悦楽を感じ続けるあゆむ。
「ンン”ッ、ンんんっ、んう”ぅッ……!(こんなおっきいのに、上も下も犯されて、首も絞められて…あたし、犯されながら死ぬの…?苦しいけど、この苦しさ…身体が熱くて、しょうがないの…)」
「ふぅうぅうんっ、ンンッ……ん”ぅうぅうぅううッ……!!」
呼吸が出来ず意識が遠退きかけた寸前に、ルビーの肉棒が爆発し、胃に直接射精をされた。
首を絞めていた尻尾からも大量の精液が迸り、あゆむの顔や胸を汚し、更に卑猥な姿にさせていく。
「んっ、ぅ…ふぅうッ…んんっ……」
巻き付いていた尻尾が離れ、鱗塗れの肉棒が引き抜かれると同時にあゆむの舌を絡め取るルビーの長い舌。
ただ激しく責めるのではなく、優しく愛撫しあゆむを覚醒させる為のキスにあゆむの目蓋がゆっくり開いていく。
完全に意識が戻る微睡の中、ルビーの卑猥だが嘘偽り無い真実の言葉に、あゆむの身体はまた溶かされていく。
「ンんんっ、はぁっ…ぁあんっ…」
ルビーの宣言した、二つの肉棒をあゆむが満足させるという行為を想像してか、無意識のうちにあゆむの膣壁と腸壁がくねり、蠢く。
意識を失っても覚醒しても感じ続ける自分の身体をくねらせ、口の端についた甘い精液を舐めながら、尚も加虐心を煽る仕草を続けるあゆむだった。
【私も長いうえに纏まりがない文章ですいません、
時間の余裕がなくなると、だんだん文章が短くなっていってしまうと思います…】
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