(アールと女医の目の前には、あゆむの白く華奢な身体が横たわっている。胸やお尻、太ももはと豊満なマシュマロのようにふっくらしているが、細いウエストは括れており決して身体のラインが貧相というわけでもない。眠りにつくあゆむの表情はとても穏やかで、傍らにある機械や身体中に繋がるコードとは少し不釣り合いなほどだった。
女医が薄緑色の、魔界でいう合法ドラッグのようなものを継ぎ足すと、あゆむの身体に少しの変化が現れる。白い胸の中心にある薄いピンク色の乳首が少し膨らみ、時折眉間に皺が寄る。少しの媚薬成分に対し、あゆむの身体は敏感過ぎるほど従順な反応を見せていた。)
(一方夢の中のあゆむは、頭の中に流れ込んでくる、誰かの声のようなものに頭の中を支配されていた。)
「(な、なになに…なんで今、こんなこと考えちゃうんだろ…先輩が近くにいる……先輩、エッチが激しいって噂だったっけ………あたしが、されたら…どんな風だろうとか、考えたよな、昔……優しいのが、嫌いな訳じゃないけど……激しいのって、ちょっと、気になる………って、なに、想像してんのあたし、バカじゃん…)
……ぁ、先輩……っえ……?
(いま、なんて……?今でも、好き…?てか、ほっぺに、キス……)
ちょ、先輩、なに言って、ぁっ…!
(ゆ、夢の中なのに、こんなのっ……)」
(徹の行動に戸惑いを隠せず、耳にあたった唇にびくりと肩を震わせる。つんけんしながら、実は身体は無自覚のどMだったと、女医に知らせてしまう。)
【もうッ…意地悪すぎますっ】
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