刑務所長のアールは、モニターを横目で見ながら、あゆむに
送っていた思念を更に強めて行く。
一方、女医のルビーは、寝ているあゆむの顔の両サイドに置
かれている小さなお皿に、薄緑色の液体を注ぎ足した。
その薄緑色の液体は、この刑務所の周りに自生しているケシ
に似た植物の葉を精製した物だ。
その植物の葉から発散される気体には、媚薬効果がある。
そして、それを特別に精製すると、人間には、睡眠促進と
安らぎを与える効果が出てくる。
それだけなら、単なるアロマ効果だけだが、同時に深層心理
に作用し、理性を抑制し、埋もれている願望とか欲望を解き
放つ効果が加わってくる。
ルビーが怪訝そうに、しかし楽しそうに言った。
「この人間の女、面白いわね」
「魔界の媚薬は、普通、魔物にしか効かない筈だけど、結構
効いてるみたいね」
「どういう事だ?」とアール
「これは、一時期 憧れていた先輩に肩を抱かれただけで示
す反応じゃないわね」
「見て、この性欲中枢の値の上がり方。心拍数だって」
「一見ツッパリ風に見えて、結構淫乱なメスかもね」
「ほら、所長、もっと思念を。あゆむに淫夢の思念を送るのよ」
そうだ、と言わんばかりに、アールはまた思念に集中し始めた。
今度は、あゆむに語りかけるように。
((一時期とはいえ、憧れてた先輩なんだろ?彼が直ぐ隣に))
((あゆむはどうして欲しいんだ?))
((先輩に抱かれたいと思っていたんだろ?))
((先輩の事を思いながらオナニーをした事だってあるだろ?))
((先輩の体を想像しただろ?))
((先輩のペニスを想像しただろ?))
((優しく抱かれたいと思ってたかな?))
((いやいや、無理矢理に、強引に犯されたいと思ってただろ?))
((いっその事、縛られて犯されたい、とも思ってたよな?))
((縛られ、口の中に無理矢理ペニスをねじ込まれたい。喉の
奥までネジ込まれたいとか))
((でかいチンボが好きなんだよな))
((濃くてネバイ精液が好きなんだよな))
あゆむの肩を抱いていた先輩が、ゆっくりと顔を近づけ、あゆむ
の頬に軽く優しくキスをした。
「あゆむの事、今でも好きなんだ」
あゆむの耳元で囁き、その耳たぶを唇の先でなぞって行く。
今はお仕事の真っ最中でしょうかね?
頑張って下さい。
でも、このレスを読んだ後は、淫夢の事ばかり思ってしまう
でしょうかね?^^
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