「(妙にリアルな夢…)でもまぁ、こんな夢も悪くないかなぁ…」
(大木に寄り掛かりながら目一杯延びをして、ん~、、、と小さく声を漏らす。目の前に広がる自然は、夢とはいえ普段の都会の喧騒を忘れさせるほどの大草原だった。)
「………ふわぁ、……ん、またこの匂い…(最近はマカダミアの方が好きなんだけどなぁ…)」
(大きな欠伸を一つすると、再びあの甘い匂いが漂ってきた。呑気な考え事をしていると、背後から草を踏む音と聞き覚えのある声が…)
「ぁっ、ぇっ…せ、んぱい……?
(なんで高橋先輩が…?夢の中にまで出てくるなんてあたしそんなに未練がましかったっけ……)
お久しぶりです、高橋先輩」
(振り返った所には、あゆむが昔密かに惹かれていた一個上の先輩だった。戸惑うあゆむを余所に、その先輩はあゆむの隣に腰掛け、あゆむの肩を抱いて自分の思いをつらつらと告げていく。)
「ぁ、ぅえっ……?
(先輩、何言ってンの…?そりゃ、ちょっとはカッコいいと思ったけど、好意とか…そーゆーんじゃ……)
………っえ………?」
(高橋徹の口から出たあゆむへの急な告白に、驚いたあゆむは肩を抱かれたまま徹の方を向く。)
一方あゆむの白く柔らかい身体は裸に剥かれ、台の上に寝かせられてコードが張り巡らされている。
【アールさんの文章素敵です。まどろっこしいなんてとんでもない!
こちらも置きレスになることが多くなると思いますが、ゆっくり出来たらな、と思います。文章の長さや時間のことは、アールのやり易いように、お任せします。】
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