「い、やっ…やめてっ、触らないでよっ!やだっ、やだってばっ…!
(なんなのこの人たち…そもそも、人なの?デカいし、変な鱗みたいなのついてるし…。
これは縄なの?でも、最初は蛇みたいな生き物だったし……それに、あたしの夢のことも知ってる…。
今って夢の中じゃないの?でも、妙にリアルな感覚……夢、じゃないの?じゃあ、あたし今……変な奴らに、ヤられちゃうってこと?
やだっ、やだやだっ…そんなのやだっ!!!)」
目が覚めたばかりのあゆむは、自分の置かれている状況を全く理解出来てなかった。人間とはかけ離れた二人の何かが其処にいて、自分の身体を愉しそうに撫で回している。
抵抗しようにも、一瞬で形態を変えられる縄のようなものに身体を縛られ身動きが取れない。得体の知れない恐怖に気を失ってもおかしくない状況なのに、あゆむの思考を何かが鈍らせていた。
「(やっ、嫌なのにッ…怖い、のに…なんでっ……あ、あそこが熱いッ…身体が、きゅんきゅんするっ……)」
あゆむの全てを絶望感が支配してもおかしくないような、そんな理不尽な状況なのに、あゆむの身体は快感に疼いていた。
「っンぁああ!やっ、やめっ…んンンッ!ちっ、ちがっ…変態なんかじゃッ…ふぅううンっ…!
(違う…!違うのに…!乱暴になんか、されたくないのにっ…なんでっ…感じちゃうよぉっ…!)」
「ひっ、アァンッ…!んぁあっ、き、機械ッ…?
(やっぱりあたしの夢のこと知ってる…!じゃあ、これは夢じゃなくて現実?あたしの、性感を測る機械って…?)」
今まであゆむの柔肌を愉しむように、優しくあゆむに触れていたアールの手が、突如あゆむのマシュマロのような乳房を鷲掴みにし、その中心で濃いピンク色になって尖っている乳首にザラザラの舌を這わせる。
その刺激にあゆむはビックン!と背中を仰け反らし、小刻みに身体を震わせる。自分でも驚くほどの刺激の強さ、そしてビーッビーッと五月蠅い機械音があゆむをますます混乱させていく。
恥ずかしい夢の中身がバレていたこともあゆむにとってはとてつもない恥辱だが、何よりあゆむから繋がる機械が自分の性感を測っているという事実を聞かされ、羞恥で身体が余計に熱くなっていく。
「あっぁあっ…やぁあっ、ッンぁあああああ!!
(だめぇぇっ…そんなに、強くしないでっ…!)」
アールがあゆむの乳房を乱暴に扱うタイミングに合わせるように、ルビーもあゆむのクリトリスを捩じりあげると、一際甘い声と甘い蜜を漏らしながら身体を痙攣させる。
その直後機械の警告音がピーーーーと鳴ったままになり、モニターが止まってしまった心電図のように一本線を示している。
「あっ、あぅっ、ヤァんっ…そ、んなっ…ふぁああっ…!
(ちょ、ちょっと…なんであたしが悪いみたいになってるのっ…?)」
ルビーの冷ややかな声を聴き、機械が壊れたのはあゆむの所為というような話の流れに、待っての声を上げようとしたが、愉しそうに笑いながらあゆむをからかい、耳朶を甘噛みされ抗議の声は喘ぎ声に変わってしまった。
「ぃ、いやっ…ちょっと、待っ…なに、それっ…ンンンッ…!
やっぁああんっ、お、奥にっ、入ってッ…くぁああああんっ!!」
あゆむの身体からセンサーが外れたかと思うと、変わりに粘液を纏った甘いチョコの匂いの触手が現れ、あゆむの秘所を弄ぶように上下に擦る。あゆむの甘い蜜に絡みながら、熱くて蕩けそうなあゆむの膣内に侵入していった。
膣内を探るようにくねりながら、性経験の浅いあゆむの未知なる深さまで触手は進んでいき、約20センチ、子宮口に突き当たったところであゆむの身体が跳ね上がる。
「はっぁッ…も、やめっ…ひ、ぁああッ…!?ちがっ、そ、そこはっちがっ…んんッ…!いやっ、そこはいやああっ…!
(嫌っ!そこは嫌っ…!やだっ、変な感じするっ…そんな、汚い場所っ…やだっ、やだあっ…お尻弄らないでっ…!ぃ、だめっ……そんな、奥、深すぎるぅっ……!)」
ルビーが意地悪な言葉を言いながらあゆむのクリトリスをキュッと摘み、飾りをつけてやろうかと悪戯に嗤う。ルビーの指の間で、その言葉を聞いて期待するようにあゆむのクリトリスが小さく震える。
次に触手が狙いを定めたのはあゆむの後穴だった。キュッと窄まった蕾を粘液塗れにして、ゆっくりゆっくりとこじ開けていき、あゆむの腸内へ侵入する。
未経験の刺激にあゆむは背筋を戦慄かせるが、痛みは一切なく悍ましい感覚が全身を駆け抜ける。そのまま触手は奥へ奥へと進んでいき、あらぬところまでたどり着いてしまった。
「はぁっ、ぅっ、やっ…離し、んンッ…!んんぅっ…ふっ、ンッぅう゛っ…!」
アールに顎を掴まれたあゆむは唇を重ねられ、アールの長い舌で口内を翻弄された。縮こまった舌を無理やり吸い出され、絡め取られ歯列をなぞられ、喉の奥まで舐め回される。
苦しそうなあゆむの表情とあゆむの甘い唾液にアールの陰茎は衰えることを知らず、どんどん逞しくなっていく。
「んあっ、んっんん゛ぅうう!んぁああっ…ぅっっぁああッ…!
(待っ、待ってッ…そんな奥まで、入らないで…苦し、い…)」
「っんぅう!!?ふっ、ぅううっ…んァアアアッ……!
(な、何コレ…熱い、アソコもお腹も、全部熱い…火傷しちゃう、…苦しいっ…たす、けて…)」
膣内と腸内と喉の奥にそれぞれ潜り込んだ触手たちは、くねくねとその身を蠢かせながら熱い粘液を分泌し始めた。
喉に異物を押し込まれ、呼吸がままならないあゆむにとって粘液に含まれる酸素はギリギリの量で、味わったことのない熱さと苦しさに意識が朦朧としていた。
しかし、苦しさとは別にお腹の奥の、子宮の辺りからドクン、と疼きが広がっていく。まるで子宮が心臓になったかのように、熱い疼きの波がさざ波となってあゆむの全身に広がっていく。
苦しいはずなのに、意識が朦朧としているせいで感覚が研ぎ澄まされ、空気の流れにさえ感じてしまうほどだった。
「んっ、ンふぅうううううッ!んっ、んん゛ぅんーーーーーーーッ!!」
ゆらゆらと誘うように腰を揺らすあゆむは、まさに淫魔の血を引く魔性の雌。我慢できなくなったアールとルビーがあゆむの乳首とクリトリスに噛み付くと、背中を仰け反らせ、もっともっと虐めて、と言わんばかりに乳首とクリトリスを押し付けるような形で絶頂を迎えた。
その瞬間、喉の奥も腸内も膣壁も締まり、子宮口が触手の尖端に吸い付き、どろり、と絶頂のサインの甘い甘い蜜を垂れ流した。
【また遅くなってしまってすいません。あたしはアールさんのイメでいつも掻き立てられちゃってます…】
※元投稿はこちら >>