あゆむの適性検査をしている、薄暗い医務室は、アールとルビーが
時折話し合う声以外、物音一つせず、まるで深淵な井戸の底のよう
な静けさが支配していたが、その静寂を震わせるようにあゆむの
漏らす喘ぎ声が反響していた。
その蕩けるように甘く切ない響きは、これ以上無い程官能的な旋律
となって静寂な空気の中に染み込んでゆく。
「良い声で啼くメスだな」
「そうね、こんな声を聴いたら、どんなオスもいちころね」
台の上で仰向けに寝かされていた筈のあゆむは、いつしか夢の中の
自分の動きと同調し、恥ずかしい四つん這いの格好になっていた。
しかも、台の上に横顔を擦り付けるように密着させ、大きく背中を反ら
せ、高くお尻を掲げていた。その上、誰に指示された訳でもないのに
足を左右に大きく開き、秘められていた二つの穴を晒している。
そして、時折背中を波打たせ、お尻を前後左右にくねらせている。
それはマゾメスが見せる、服従と被虐を求めるポーズそのものだ。
「これまで眠っていたマゾの血が目覚めたようね」
「しかも、このメス、呆れるほどマゾッ気が強いわね」
「見てごらん、あの顔。時折薄く開けられて宙を彷徨う視線。
薄く開けられ震える唇。涎まで垂らしちゃって」
「ルビー 俺 もう我慢できんぞ」
「だめよ 所長! まだよっ!焦って失敗したら、大王様に殺される
わよ。それでもいいの?!」
「うううっ・・・」
アールは、トラ皮のパンツの横から飛びださせていた男根を抑え、
その巨体をぶるぶると震わせた。
「何やってんのよっ 所長!目障りだから、そのデカチンは収めとき
なさい」
「収める事が出来ないのなら、チョン切ってやるわよ!」
冗談の欠片も微塵に無いクールなルビーの語調に、流石に強面の
所長も、目を伏せてい待った。
「それより所長 見てごらん?このメスの穴を。良い穴だわね」
「モニターの数値も最高値まで上がり、時折振り切ってるわ」
「内部のうねり方も良いわね。絞るように、奥に吸い込むように蠕動
してるわ。しかも襞の一つ一つの動きが力強いわよ」
「子宮もぐぐっと降下させ、子宮口までヒク付かせてるわよ」
「後ろの穴の方も力強いわね。直腸のさらに奥、大腸や小腸まで
力強くうねらせてるわよ。この動きは楽しみね」
「蜜液の分泌も半端じゃないわね」
ルビーがそう言ってる端から、あゆむはその小さなピンク色の膣口
をヒク付かせ、トロリと蜜液を滴らせた。
そして濃厚なメスの匂いが更に強まり、その部屋中を淫靡な匂いで
充溢させてゆく。
「粘り具合も強く、濃厚な匂いね。くらくらしそうだわ」
あゆむの体と心の中で、小さな波紋のように発生した被虐の願望
が次第にさざ波のように打ち寄せ、今や大きなうねりとなって全身
を揺さぶり、そのうねりに呑み込まれてゆく。
僅かに残っていた理性も霧散し、全身を蝕む被虐の疼きに陶酔し、
子宮を熱く焦してゆく。
そして朦朧とした意識の中、頭の奥底から聞こえてくる囁きに答え
る事で、この切ない疼きが満たされるに違いない、と思った。
((お願い・・・この疼き・・・どうにかして・・・なんでもするから・・・
だから・・・もっと虐められたい・・・もっと・・・))
これまで経験した事がないほど発情し、全ての肉穴が力強いオス
を求めるようにうねり、子宮が疼いた。
そして、その子宮の疼きが、更にあゆむの体を狂わせてゆく。
「ねえ アール。さっきから気になってる事があるんだけどね」
幾分上気させていた表情を引き締め、ルビーがアールに話しか
けた。
こんにちは。
レスが戻らなくなったので、ひょっとしたら?と思っていました。
俺もです、もっと焦らした方が良いのかどうか、迷ってましたが、
最後のルビーの言葉を書いて、決めました。
もう少し焦らしながら、あゆむの素性を書いてみようかな? と。
あゆむの面白い(?)過去を思いついたので。
どう思われますか?
鬼畜にハードにあゆむを犯すのも楽しそうですが、もう少し
嬲り者にしてみたいなぁ と。
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