「中々良い反応を示すメスだわね」
モニターを眺めていたルービーは、薄笑いを浮かべながら満足そうに
頷いていた。
「所長、今度のこのメスは、いけそうよ」
「ルビー 間違いないか?」
「ええ、十中八九いけそうよ。良かったわね~所長」
「ああ これで一安心出来るな」
「何 一人で安心してるの?安心するのはまだ早いわよ」
「今度 しくじると、あんた 左遷どころか、大王様にひねり殺されるわよ」
「大王様はそこまで怒ってるのか?」
「当たり前でしょ!今の人間界は一昔前と違い、行方不明者の詮索が
うるさいのよ」
「そ そうだな・・・」
「前回の、あの失態は何? 良く調べることもせず、いきなりあの連中の
中に放り込むなんて」
「そのせいで 一晩で、再起不能なほど壊しまくってしまったじゃない」
「だから、今度は、ちゃんと適性を調べた上で餌にしろ、と大王様に言わ
れたでしょ?」
「その為に私が派遣されたのだから。分かっているわよね所長」
「う うっ・・・ も 勿論だ」
所長のアールは低く唸るように呟き、その巨体を竦ませた。
この魔界の女医ルビーは、その風貌と言い、そうとう高飛車な女の様だ。
いや、厳密に言えば、女ではないのだが・・・
「所長、見てごらん、良い反応よ」
「脳内のドーパミンやノルアドレナリンの分泌が一挙に増え、性欲中枢や
願望中枢が活発化してきてるわ」
「う~ん なんだ? それは?」
「も~ じれったいわね。要は、性的な興奮に脳内が満たされて来た
って事よ」
「脳内の温度、皮膚表面温度、体内温度も上昇傾向に入ったわ」
「穴の中の蠢動も、先程より大きくなってきてるでしょ」
「皮膚温度も上がってるから、益々敏感になってくるしね」
「産毛触手に撫でられ、切なそうに全身をくねらせてるでしょ」
「このメス まるで全身性感帯状態だね」
「口では嫌がってるけど、体は感じまくってるわね」
「このメスは、まだ性体験が余り多くなさそうね。だからなのね」
「自分の体が敏感な事は知ってるから、まだセックスを恐れてるのね」
「セックスで感じ過ぎるので、感じ過ぎてどうなってしまうのか分からない
って不安を本能的に感じてるのね」
「ルビー それってどういう意味だ?」
「ふふふ 知りたい?所長?」
「勿体ぶるなよ ルビー」
「一言で言えば 淫乱」
「おおおっ・・・ で どうなる?」
「・・・ ・・・ えっ? どうなるって・・・」
がくっ とルビーは拍子抜けした。
「もういい 所長はそのデカチンで頑張ってね」
ふっ~ と一息溜息をつき、気を取り直し、ルビーが続けた
「特にここに注目よ」
「産毛触手の焦らし愛撫への反応ね。全身をクネクネさせちゃって」
「口では、嫌 止めて と言いながらも、もっとしてっ って反応ね」
「更に ここでの反応が良いわね。激しいセックス・・・への反応」
「腹部のセンサーが、一挙に跳ね上がったわ」
「メス穴と子宮の反応も凄い。何より注目すべきは、後ろの穴ね」
「今まで経験も無い筈なのに、勝手にアナルと直腸までを反応させてる」
「他の穴の反応も上々だわね」
「良いメスが手に入ったようよ 所長」
「後は、穴の耐久性の問題だわね」
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