(ご主人様のご調教の話の続き)
ホテルに着いた私はご主人様にLINEで連絡を入れました。
「今、ホテルの前に到着いたしました」
「では、◯◯◯号室のドアの前まで来なさい。そこまで来たらまた連絡しなさい」
なぜご主人様はドアの前で連絡するようにご命令なさるのだろう、、私にはわかりませんでした。
そして指定された部屋の前に到着するとご主人様にご報告をしました。
すると、ご主人様から送られていた内容に衝撃を受けました。
「Tシャツを捲り上げ、乳房を全て晒した状態で、両手を頭の後ろで組みなさい」
え、、もし他の部屋から人が出てきたら大変なことになってしまいます。
公然わいせつ罪を自ら犯しているような気分です。
でも、迷っている時間はありません。
私はTシャツを胸上まで捲り、おっぱいが全て露出した状態で手を頭の後ろで組み、ドアが開くのを待ちました。
ガチャッ、、
ドアが開き、ご主人様と目が合います。
「よくできたね。入りなさい」
そう促され、そそくさと部屋に入ります。
「ドア前でこんな恥ずかしい格好をして、みっともないと思わないのか?」
ご主人様は意地悪です。恥ずかしくないわけありません。顔から湯気が出るほど恥ずかしくてたまりません。
でも、ご主人様のご調教を受けられると考えるとどんな行動でもできてしまう、不思議な魔法にかかったような感覚です。
「今日は薫にマインドコントロールをかける。全ての言葉に対して常に私の存在を感じさせるくらいの強い洗脳を薫にかけるからね」
いったいどんなことをされるのだろう、、
たどたどしく部屋の中に入ると、見たことのない光景が広がっていました。
部屋の照明とは違う、モデルさんを撮影するときに使用するような照明器具が円型に並べられていました。
これはいったい何なのだろう、、私には到底理解ができません。
するとご主人様はそんな私を見て、
「薫の身体を隅々まで見させてもらう」
そうおっしゃりました。
それでもまだ目の前に広がっている事が飲み込めませんでした。
「全裸になりなさい。全裸になって、照明器具の中央に立ちなさい」
ご主人様のお言葉のまま円形に置かれた照明器具の中央に立ちます。
全方向から眩しい光で、私の目は眩みます。
すると、ご主人様によって私は目隠しをされてしまいました。
「さて、薫は今日ここに何をしにきたのか説明しなさい」
えっ、、いきなりそんなことを言われても、すぐにご主人様の求めるような答えを言えるはずがありません。
しかし、ご主人様はそんなことはお見通しでした。
この状況の中で、私が何を考え、どのような答えを出すのかを見ていらっしゃるのでした。
(続く)
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