私たち2人のご主人様のご紹介をします。
ご主人様は今年49歳になる方で、会社の役員をしていらっしゃいます。
この年で役員なんて若い、と思われるかもしれませんが、それだけ能力がある方である証拠だと私たちは尊敬しています。
ご主人様とは、まず私が知り合いました。
SM系の掲示板でのやりとりをしたのち、同じ都内に住んでいるということもあって、お会いすることになりました。その時は、こんなふうな関係になるなんて全く想像もしていませんでした。
とあるファミリーレストランで待ち合わせをしましたが、私はあまりに緊張しすぎて周りの人から見たら挙動不審に写っていたと思います。
待ち合わせ時間の少し前にレストランに入店するまで、ずっとご主人様とメールでのやりとりをしていました。今日の服装や背格好を教えるよう指示をされ、素直にお教えするのがとても恥ずかしかったです。
そこに現れたのは、スーツ姿の男性でした。私のご主人様になられる方です。
端正な顔立ちで、とても40代後半とは見えませんでした。
「薫さんですね、よろしくお願いします」
その喋り方も、とてもSM系の掲示板に書き込みをするような方には見えませんでした。
私は真子の母親でありながら、その方に一目惚れしてしまい、しどろもどろで返答をしていたようです。
(あまりに緊張しすぎて、何の会話をしたのか全く覚えていません。ご主人様曰わく、普通の会話をしたとのことです)
その日はレストランでお話をするだけで解散しました。
ですが、私の心の中はすっかりご主人様に惚れてしまい、高校生の恋のようなときめきを感じていた気がします。
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