翌週末、お店へ行くと
「いらっしゃいませ、お待ちしてました」
とエミちゃん(仮名♀店員)が笑顔で出迎えてくれた。
「本当に来てくれたんですね」
と凄く嬉しそう。
店内には数人の先客がいたけど、彼女は私に付きっきりで、色々と商品を見せてくれた。
一通り見終えると、休憩に入る彼女と倉庫に入った。
「ねぇ、店長(♂)とは進展してる?」
って聞いたら、
「まだ何も、」
と言った。
「店長に縛られたのに?」
「あ、それ誤解です」
「あれは、トラックのロープを、自分で手首に巻いただけで、店長がほどいてくれたんです」
と答えた。
(自縛したんだ)
と思った私は彼女に、
「緊縛に興味があるの?」
と聞いたら、恥じらいながら首を縦に振った。
私は持参したロープを見せて、
「試してみる?」
と言ったら、
「仕事中なので、後でお願いできますか?」
と言うので、彼女の仕事が終わるまで、倉庫の中で色々と準備をしていた。
「お待たせしました」
と、言って戻って来た彼女に、
「じゃあ、始めるよ?」
と言って、一本目のロープを使って、手早く彼女を捕縛した。
「凄い、あっという間に、」
と驚いてる彼女に、
「痛い?」
って聞いたら、
「ぜんぜん痛くありません」
と答えたので、
「ほどけるか、試してみて?」
と言うと、彼女は必死にもがき始めた。
一本目のロープは、崩れる事もなく、抵抗する度に着衣の彼女に絡み付いて食い込んだ。
「凄い、全然ほどけないです」
と言うので、
「せっかくだから、店長さんにも見て貰う?」
と言ったら、
「えー、恥ずかしいですよ」
と言いながらも、彼女は倉庫にある鏡に自分の姿を映して、
「なんだか私じゃないみたい」
と呟いていた。
「実は私、付き合ってたカレに、捨てられたばかりなんです」
と、彼女は身の上話を始めた。
同い年の元カレは、甘えん坊の彼女に手を焼いて、他のオンナと浮気して別れたらしい。
面倒臭いけど、典型的なマゾだと言うのは、若輩の私にも分かった。
私は、彼女の背後から腕を回して彼女を抱き締めた。
「やだぁ、姫さん、冗談ですよね?」
あせる彼女の耳元で
「縛られた感想は?」
と訪ねた。
「凄くお上手で、驚きました」
と言うので、
「せっかくだから、お店に行って店長さんやお客さんに、アナタの姿を見てもらいましょうか?」と、畳み掛けたら
「そんなの無理です」
「そろそろ店長も、こっちに来るから、ロープをほどいて下さい」
と焦った様子で懇願してきた。
「せっかく上手く縛ったんだから、私もアナタを誰かにみせたいじゃない」
と言って、彼女の身体を撫でた。
「あ、いや、触らないで、触らないで」
と身を捩る彼女にロープが食い込む。
「やめて、お願い、もう許して、」
涙声で懇願する彼女の理性は、崩壊寸前だった。
拍子抜けするほど簡単に堕ちた彼女に
(失恋直後で、欲求不満だったのかも?)
と思った。
まだ未開発の彼女の身体は、私の指が触れる度に、敏感に反応していた。
いくら倉庫の中でも、声が外に漏れそうなので、彼女の口に猿ぐつわを噛ませた。
必死に口を閉じてる彼女に、
「あまり抵抗してると、歯が折れるわよ」
と囁いて、無理矢理ボールギャグを捩じ込んだ。
「うぅ、うぅ、」
必死に声を出そうとしても、声が出なくなった彼女は、激しく首を振って暴れた。
恐らく猿ぐつわなんて初体験だろう。
騒ぎすぎた彼女は、あっという間に貧血に陥り、フラフラになった。
(初心者みたいだから、少し休ませた方が良い)
と判断した私は、彼女を床に寝かせたまま、店に店長を呼びに行く事にした。
つづく
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