宿泊最終日の三日目の夜。
女将の宣言通り、十数枚のパンティを被されて、鼻を襲って来る激臭に目眩を起こして失神。
生まれて初めての失神というものを経験しました。この宿に来て、女将の手によって二度の屈辱的初体験を余儀無くされて来ました。
不条理な猿轡の屈辱。そして女将が履き古し穿き続けた十日間のパンティでの匂いの責めによる失神です。
今日まで何も悪い行いはしていない。この日の為にと、アルバイトで貯めたお金で一人就職祝いという事で訪れた旅館での災難。
まさかこんな悲劇が待ち受けていようとは、誰が想像出来たでしょうか。余りにも無慈悲ではありませんか。
自分の母親以上の歳の差ある女性の策略に嵌ってしまい捕らえられてしまった私なのでした。言葉には尽くせない悔しさです。
汚しに汚した十日着用のパンティを被せられた宿泊最後の夜。身体は逆海老縛りといった厳しいものでした。
後ろ手に縄を掛けられて、両足は揃えて足首を括られました。足首から延びた縄を後ろ手に縛ってある手首の縄に連結して縄留めされました。
足首の縄を強く引き絞られた為、背中が究極に反り返り、苦しさで呼吸も困難に陥りました。時点、まだ猿轡をされていなかったので、その苦しさを女将に訴えたのでした。
すると女将は、その交換条件として、考えられない提案をして来たのでした。それは余りにも卑怯であり、僕に取っては屈辱に他ならないものでした。
「そんなに辛いのなら、足首の縄を解いて上げてもいいのよ。その変わり、アナタ自身の口からこう言いなさい。
奥様(女将)の十日目のパンティを僕の顔に是非に被せて下さい。奥様の匂いに包まれて眠りたいのです。僕はもう奥様のパンティ無しでは生きて行けません」。
そんな要求にとても従えるものではありません。然し、時間の経過と共に襲って来る背中の軋みと呼吸困難に負けました。女将に言われた通りの言葉を口にした僕なのてした。
もうこうなったら、堕ちるところまで落ちればいいと、半ば自棄になっていました。
口中に頬張らされた丸められたパンティ。汚れた箇所が舌の上に乗るようにと裏返しにされたのでした。どこまでも計算高い女将の仕打ち。この時ほど女将が憎いと思ったことはありません。
パンティを吐き出せないようにと、二重三重に手拭いで頬を締め付けられました。そしていよいよパンティの出番です。
僕は固く目を閉じてそれを受け入れる他ありませんでした。強烈な臭いが嗅覚を襲って来ました。が、この二日間昼夜に亘って被され続けて来ていたパンティ。
僕の嗅覚は、その匂いに順応し始めて来ているようでした。人間とは悲しい生き物です。どんなに嫌なことでも、強制され続けていると慣れてしまうのか。
否としていても女将の匂いに馴染んでさてしまっている自分に嫌悪感を抱かずにはいられませんでした。とは言え、女将の匂いに陶酔なとしている訳では決してありません。臭いものは臭いの一言でした。
一種の諦めと覚りといったものであったような。この二日間は、別々の部屋で床をとっていたのですが、この夜は最後の夜ということもあってか、僕が縛り置かれている部屋へと入って来た女将でした。
僕が縛り寝かし付けられている横に自らの布団を並べて敷くのでした。「
「最後の夜だから今夜は一緒に寝てあげるわね。明日はお家に帰れるわね、嬉しいでしょう。でも又此処に来ることになるのよ。分かっているわよね」。
そうですこの三日間で全てが終わった訳ではなかったのでした。春三月でもまだ寒さが染みる東北の地。次に訪れ来る日は五月ゴールデンウィークと決められていたのでした。
僕が入社した企業は、最長9連休を予定していたのでした。つまり次回は、GWの9連休を女将の旅館で過ごすことを約束させられていたのでした。そんな約束になど従うことはない。と思っても、女将の手の内に僕の破廉恥極まる写真が握られている。
拘束を解かれた際に、女将のスマホを奪い取ることも出来るのですが、其れ等の写真は、女将の友人のスマホに転送されているとの事であった。女将に危害を加えようものなら、僕自身の破滅に繋がるのでした。
僕が反撃に出ようものなら、写真を公開すると脅されていたので手も足も出せないのでした。用意周到な女将の前に跪く他ありませんでした。事実上、女将への奴隷宣告でした。
僕の横に添い寝をして来た女将は、片方の手を忙しく動かせているのでした。吐く息も荒くなって来ました。視線は宙を泳ぎ、体が硬直したかのように下腹部をグッと迫り出しました。
明らかにオナニーの兆候でした。頂点を極めた女将の姿なのでした。セックスといった行為には余り拘らない女将。女の悦びをオナニーに求める性癖なのでした。
そしてそのオナニーの対象物が僕であったのでした。若い男子を全裸にして縛り上げる。猿轡を槌まして言葉を封じる。そして自らの体液で必要以上に汚したパンティを被せる。その姿を見ながらにして自らの指で頂点を極めるる。
特異体質の女将の行動なのでした。こうして夜も更けて行きました。眠れぬままに朝を迎えた僕なのでした。
旅館を背にして帰路に着いて行く僕の背中に降って来ました。僕は決して振り返らずに歩みを止めずに進みました。
「次は五月よ、、忘れるんじゃないわよ。もし来なかったらどうなるのか分かっているわよね。写真が此方の手元に有る事を忘れちゃ駄目だからね」
そして僕の旅行バックの中には、三日間でその全てを覆した女将のパンティが収められてあったのです。今度来る時迄に、全てのパンティを綺麗に洗濯して持って来ること。女将の命令でした。
こんなに沢山のパンティを家人の目を盗んで洗わなくてはならない状況に追い込まれた僕なのでした。女将は、何処までも僕を苛め抜くつもりなのでしょうか。
こんな物を洗濯しているところを母親に見られでもしたら、変態扱いされた挙句に勘当されても仕方ないでしょう。
「アナタに被せるパンティは、いっぱい作って置きますからね、何十枚も、、ね」そう言った女将の言葉が耳から離れませんでした。
気づくと列車な乗っていました。このまま家に帰る事が怖くも感じられました。母親の顔を見た途端に安堵と安らぎで母親の前に崩れ落ちてしまうのではないのかと。
そして女将から受けた三日間の全てを語ってしまうのではないのか。そうした恐怖感に襲われた僕なのでした。
嵐に襲われた様な女将との出逢い。あれは何だったのだろうか。本当にこの身に起こったことなのだろうか。幻でもまでいた様な出来事でした。でも、この嗅覚の奥に残っている女将の匂いは消すことは出来ませんでした。
そんなことを思いながら、車窓の外を流れて行く景色を呆然と眺めている帰途の路でした。
※元投稿はこちら >>