しばらくして、解放されました。そして、お昼を食べに行くことになりました。
出掛けるために支度をすると言って縄を用意しました。
私は縄ブラ、股縄に亀甲縛りをされ、後ろ手に縛られ、猿轡に首輪をされました。
そして、ロングコートを着させられ、マスクにマフラーをしました。
これで、見た目はコートの袖から手が出ていないだけで、普通の格好。でも、中は…
この格好で近くの飲食店へ。
個室のある飲食店へ行き、個室へと入った。
店員さんが
「コート預かります」
と声を掛けてきた。美伽様はコートを脱いで店員へ渡した。
「ミイナもコート脱いで預けたら?」
美伽様は微笑みながら言った。悪魔の微笑みだ。
私は首を激しく横にふって拒否した。
「そう。良いみたいです。残念」
店員に言ってくれたが店員は明らかにふしんがっていた。
美伽様は適当に私の分まで料理を注文してくれた。
全部の料理が届き美伽様は食べ始めた。私はそんな美伽様をじっと見ていた。
「ミイナも食べたい?」
私は頷いた、
「ごめんごめん」
美伽様は私の方へ来てくれたので解放してくださるのかと思いきやコートを取られ猿轡を外しただけだった。
「これで食べれるわね」
そう、てを使わずに食べなくてはいけないのです。そして、美伽様が私の為に注文してくださったのはどれも食べづらい物ばかりでした。
「30分で食べなさい。食べ終わらなかったら、コートもって帰るからね。」
私は青ざめました。必死で食べてなんとか30分で食べ終わりました。
つづく
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