私は、持参したロープを彼女の手首に巻いて、割を入れると、彼女を高手の状態にした。
結びを入れず、縄は簡単に解ける。
そして両手指の腹を使って、指先から肩を通り、両わき腹へ。
両脚も、爪先から脇の下まで、身体の側面を撫で上げて言った。
「あふぅん、」
熱い吐息を漏らしながら、身を捩らせ始めると、彼女の体毛に吐息を吹き掛けて行く。
乾いた身体が火照り始め、私の指も彼女の汗で湿りを感じる。
敏感な脇の下や、下腹の生え際を、鼻の頭で撫でながら、鼻息を吹き掛けたり、吐息を吹き掛けた。
鳥肌を立てて彼女は悶え始める。
「んん、ぐぅん、」
彼女が温まったのを見計らって、首筋に唇を這わせる。
時おり、喉笛に歯を立てながら、熱い息を吐くと、肉食獣に襲われてる獲物の様な恐怖に、彼女は切ない鳴き声をあげる。
痛みのない恐怖と快感に、彼女の身体はピリピリして行く。
ここまで来ると、毛先に息を吹き掛けるだけで、Mの身体は全身に電気が走ったようになる。
「あぁん、お願い、お願い、」
と口から呻き、アソコからヨダレを垂らす。
中指の腹で、彼女の敏感なクリトリスを下から撫で上げる。
「ダメ、だめ、」
と声をあげて、彼女は海老反る。
「とりあえず、こんな感じかな?」
と、手を止めて顔を見ると、彼女は瞳を潤ませて、
「お願い、最後までして下さい」
「私おかしくなりそう」
どこに触れても、どこに息を吹き掛けても、今の彼女は全身が性感帯。
手首に撒いたロープの縄尻を使って、縦に撫で上げて行く。
「あぁん、もう焦らさないで、これ以上我慢できない、」
泣いて欲しがる彼女の口に、ディルドをあてがう。
下から上へ、根元から先端へ、唇と舌で唾液を塗り込む。
ベトベトになったシリコンの疑似ペニスを首筋や肘や膝の内側で擦っては、彼女に舐めさせる。
「まだ?まだなの?」
「オチンポをちょうだい、」
「おまんこが、おまんこが、もう、おかしくなっちゃう」
はしたなく物乞いを始めた彼女に、
「挿れて欲しい?」
と尋ねる。
彼女は首を何度も縦にふり、
「お願い、何でもするから挿れて、」
「何でもするから、何でもするから、」
と急かし始めた。
「本当に何でもするの?」
と訊くと、
彼女は飢えた獣のように喉を鳴らして、最後のお願いをした。
「・・・」
「分かった。挿れてあげるね?」
私はディルドを回転させたり、角度を変えながら、彼女が一番悦ぶ方向を探り、奥を突いた。
イクたびに、ディルドの角度を変えて、膣の中を360度突いてイカせた。
最後は、声を枯らすまで鳴き続けた彼女は、ディルドを抜いてから、息を落ち着かせて、そのまま眠りに落ちた。
つづく
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