ご主人様との出会いに話を戻します。下の子が小学校高学年になり、派遣会社に登録してパートで働き始めました。その職場でご主人様はとある専門職の部長として働いていました。私はご主人様はじめ専門職のアシスタント的な仕事を任されていましたが、ご主人様よりもそのほかのスタッフをアシストすることがメインでご主人様とはあまり会話もありませんでした。入職後数年経って、ご主人様と私たち派遣仲間数人で飲む機会がありました。連絡取るためにLINE交換しており、その後も時々仕事の話などLINEしていたのですが、彼から「こっそり今度は2人で飲みに行こうよ」と誘われるようになりました。
興味はあるもののさすがにお互い連れ合いのいる身なので、すぐにはいそうですかとも言えず、それでも飲み会での彼の話は面白く、引き込まれている自覚はありました。そしてその「こっそり」という言葉、久々にドキドキしている自分にも驚いていました。いけないこととは思いつつ、彼の繰り返しのお誘いに「一度くらいなら」と結局は自分に言い聞かせるようにして彼の誘いを受けることにしました。
さて当日、オープンなお店はまずいかもということでご主人様が取ってくれたイタリアンの個室居酒屋に。行ったことのないお店でしたが、入った途端やばいと思いました。個室がものすごく狭くしかも横並び。内心ドキドキしながらもそれはひた隠しに隠してまずはビールから。そして美味しいお料理に普段は飲まないワインもいただいて
「今日は旦那には何て言ってきたの槌」
「職場の女子会って言ってきました」
「ドキドキしない?」
「めっちゃ緊張してます」
「オトコと2人で飲むのっていつ以来槌」
「結婚してからはないです」
「旦那に嘘ついて来て悪い子ね」
「いいのかな?とは思う」
なんて会話しながらワインもあらかた一本空いて。
時は過ぎ、ご主人様は口数が急に少なくなりこちらをしてじーっと見つめて来ました。どこを見て良いか分からずドギマギして妙に緊張感が増しました。口がとても乾いたのを覚えています。ご主人様の右手が私の左手を握ってきました。一瞬ビクッとして手を引こうとしましたが、逃げられませんでした。仕方なく手だけなら良いかとそのままにしていたら恋人握りをしたりさすったりしてきました。緊張はマックスとなり「この後やっぱりキスされるのか?逃げなきゃ」って考えて身体が硬くなってしまいました。ただその時間がしばらく続いたあとわたしの心のスキを見透かしたようにご主人様がさっと動きました。どんな風に動いたかわからないまま身体と顎とをがっちり抑えられ、ご主人様が私の唇に吸いついてきました。
一瞬「あっ」と声を出しましたが、ほとんど声にはならず押しのけようともしましたが力入らず。ご主人様の唇が私を包み込み、そして舌がの口の中をねっとりと入って来た時ふっと力が抜けてしまいました。瞬間、頭が真っ白になり、求められるまま舌を絡ませ身を任せている私でした。
そのままディープキスしながらですがご主人様の手が胸や太ももを触れて来ます。どういう順番だったかも正確には覚えていませんが、服ははだけてブラの中まで来たような気がします。その日生理だったんですが生理用パンツも触れられてさらにナプキンまで確認された気がします。
思わず吐息を漏らしながらいるとご主人様が語りかけて来ました。
「こうなると思ってた槌」
「ひょっとしたらとは思ってましたけど。でもダメなことだから絶対逃げなきゃってとは思ってました」
「その割には舌を入れ返すし、期待してたんじゃないの槌」
「ダメって思ったけどキスされたら、力が抜けちゃって頭真っ白になっちゃって」
なんとなくそんなような会話をした記憶もありますが、それにしてもキスだけでこんなに感じるとは思いませんでした。
普通ならそのままホテルになだれ込むんでしょうが、残念ながらその日はここまで。生理でしかも2日目の多い日だったし、アリバイ不足で帰らざるをえませんでした。
次回を約束させられてそのままタクシーで帰ったのでした。ここまでは調教でもなんでもないよくある話ですけど徐々にそういう話になっていきます。
続かせてください。
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