羞恥、屈辱、恐怖・・・そうした精神的な緊張感の中では、顔が紅潮するだけではなく、身体全体が火照った状態となり、心拍数も上がります。これは、性的な興奮状態に近い状態で、その状況で性的な責めを受けると、これら、本来、異種であるはずの興奮が脳内で混同し、時には相乗効果をもたらし、非現実的とも言える異常な興奮状態に陥ってしまう。
これが、SMプレイの原点です。
かつて、SM雑誌が数多く販売されていた頃や、ネット社会の初期の頃には、良識ある大人たち(夫婦、恋人同士、不倫関係の男女)が、秘密裏にSMプレイを楽しんでいました。
その後、SM雑誌が廃刊となり、マニアたちの為の健全なSMサイトが姿を消して以降、どんどんとSMを取り巻く環境が悪化していったようです。
今は、AVや過激なSM映像を、ネットを通して女性たちも見ることが出来ることから、M女性が増えていると同時に、彼女たちを狙う似非サディストが横行する時代です。
SMプレイと性犯罪とは全く違うものであることを、多くの人々に理解してもらいたいものです。
しかし、残念ながら・・・性犯罪の犠牲となり、それが切っ掛けでMとしての興奮を知ってしまう女性がいます。
そうだとしても・・・自暴自棄になり、犯罪者の生贄となることを望んでしまえば、彼らを増長させることとなり、その女性だけではなく、新たな犠牲者を作り出す事になりかねない。
彼らとの関係が、長く続かなかったことを願うばかりです。
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