「ねぇ、お兄ちゃん、アレやってよ」
と私は彼に言うと、
「アレって?」
と言われたので
「潜望鏡だよ」
と言った。
お兄ちゃんは戸惑いながら、周囲を見回すと、開脚してお湯の中からオチンチンの先端を出した。
傍らで見ていた彼女が一瞬、
「ひぃ」
と小声で悲鳴を漏らした。
可愛い反応に、私も気を良くして、顔を覗かせた先端を舌で舐めて見せた。
お兄ちゃんも興奮したみたいで、ムクムクとオチンチンを膨らませていた。
「これが潜望鏡ですか?」
と質問する彼女の見ている前で、
「こうしてあげると、男の子は悦んでくれるから、アナタも練習しなさい」
と言って、メイクさんにも潜望鏡をするように促した。
二人とも恥じらっていたが、私が先端を口に含んで、彼が喘ぎ声を漏らし始めると、私の隣で同じ動きを始めた。
そしてオチンチンが完全に勃起したところで、
「こんな感じかな?」
と言ってやめた。
「こんな感じですか?」
と訊かれたので、
「そぅ、上手よ」
「でも、最後までしちゃうと、メイクさんもお仕事にならなくなるから、その辺でやめてあげなさい」
と言うと、彼女は口を離した。
「えっ?ここまでなの?」
とメイクさんが言うので、
「最後までしたかったら、彼女のオーナーさんの許可を貰わないとね?」
と教えてあげた。
「お兄ちゃんには、後で私がしっかり発射させてあげるから、我慢できるよね?」
と言うと、脱力したお兄ちゃんの潜望鏡は、お湯の中に沈んで行った。
私に焦らされたお兄ちゃんは、少し恥ずかしそうだったけど、その様子を見て私は、無性に彼を支配したくなっていた。
私は立ち上がってお兄ちゃんの手を引くと、お湯を掻き分けながら、出口へ向かった。
わざと他の人の目の前を通り、
「よろしくお願いします」
と愛想笑いを浮かべて挨拶していると、みんながフルボッキしているお兄ちゃんのオチンチンに注目していた。
「みんな、お兄ちゃんのオチンチンを見てたね?」
って私が囁くと、
「りなちゃんのアソコを見てたんだろ?」
って、言い返してきた。
(照れ隠しかな?)(笑)
お風呂を出た後、源泉で湯煎されたローションを手桶にとって、念入りに身体に塗り込むと、私はお兄ちゃんと抱き合いながら、互いの身体に塗り込んだ。
程よくカプサイシンの配合された特殊なローションは、身体を寒さから保護して、敏感な部分に心地よいピリピリした刺激を与えてくれた。
「お兄ちゃん、気持ち良いよ」
と言うと、お兄ちゃんも気持ち良かったみたいで、みんなの見ている前で、濃厚なキスをしてくれた。
つづく
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