[saraさん、レスありがとうございます]
現地に到着すると、年末の渋滞で準備が遅れていて、幹事はパニックになっていた。
私はメイクさんを降ろしてから、彼女と二人で料理を発注していたお店へ行ってから、会場に戻った。
「りなちゃん、お久しぶり」
声をかけて来たのは、これから私のパートナーになる男性。
「お兄ちゃん、お久しぶりです」
と返すと、私は一緒に来た彼女を紹介した。
初対面で緊張している彼女に、お兄ちゃんは大人の対応をして、リラックスさせていた。
お兄ちゃんに手伝って貰って、彼女と三人で料理を運び終ると、一緒に受付へ行った。
10万円の参加費を出す二人の隣で、私が100万円の札束を出すと、彼女はビックリした様子で、お金の行方を見ていた。
私が調教師(インストラクター)の手続きをしている間、二人は色々とサークルの話をしながら、待っていてくれた。
「おまたせ」
と言って中へ入ると、担当者に貴重品を預けて、お兄ちゃんが私達の荷物を運んでくれた。
「素敵な人ですね」
彼の紳士的な態度に好感を持った彼女が、話しかけてきた。
「彼もMなんですか?」
と訊かれたので、
「違うよ、彼も私と同じS」
「奥さんと離婚して、今はフリーだから、私がオンナの扱い方を調教してあげるんだよ」
と言ったら、不思議そうな顔をされた。
集まりも悪かったので、私はメイクさんとお兄ちゃんを誘って、四人でお風呂へ行く事にした。
男女兼用の脱衣所には、先客がいたので、
「お久しぶりです」
と挨拶をすると、彼女は緊張した様子で頭を下げた。
見ず知らずの人前で服を脱ぐのに慣れていない彼女に、
「早く脱ぎなさい」
と言って、私は彼女が脱ぐのを手伝ってあげた。
他の人が脱衣所を出てから、私は手早く脱いで、オッパイを隠している彼女の手を引いて、脱衣所を出た。
12月の寒空の中、全裸で表へ出ると、冷たい空気が肌を刺してきた。
洗い場も、壁すらも無い吹きさらしの露天風呂でかけ湯をすると、私は彼女を引っ張って、二人の方へ向かった。
「りなさん、恥ずかしいです」
と、少し抵抗しながらもついてくる彼女の初々しさに、私も興奮していた。
工事用の投光器に照らされて、彼らも私達も、お湯の中が丸見えになっていた。
二人のオチンチンが見えるまで近づくと、彼女は顔を背けた。
「どうしたの?」
と訊いても、彼女は黙ったまま、目をそらしていた。
「おちんちんが嫌いなのかな?」
意地悪く尋ねると、オチンチンって言葉に反応して、
「りなさんのエッチ」
って言われた。
この場にいる人は、全員がエッチなはず。
初々しい彼女の反応が、新鮮で私のS心も、くすぐってくれた。
つづく
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