M男くんも、ダンナと同じように、依頼人のアソコに指を突き立て、アソコから淫らな汁を掻き出した。
「ぎびぃ、ひぎゃあ」
と呻く二人は、胎内から発した熱で、全身を火照らせて行った。
「ダンナ様、ダンナ様、」
と譫言を吐く妾と、彼の名前を連呼する依頼人は、苦痛の中に潜んでいた快楽に溺れて行った。
全身性感帯と化した身体は、肌に滴る男の汗にも反応し、指を触れた部分は痺れて行く。
アソコの中は、痛みも感じないほど痺れていた。
「あぁん、壊れちゃう、もう壊れちゃう、」
40過ぎの妾と、30過ぎの元人妻は、絶頂の臨界点に達した。
その頃合いを見計らっていたダンナは、いよいよ妾をM男くんに委ねると、
「オマエが妊娠したら、結婚してやる」
と宣言した。
未婚のままで、20年待ち続けていた言葉。
「ホント!?本当にホントなの?」
大粒の涙が、彼女の目尻に刻まれたシワを伝わって、滴り落ちた。
その場に居合わせたM男くんも、依頼人も貰い泣きした。
感動したM男くんは、ペースも考えずに激しくペニスを突き、傍らで泣いていた依頼人に、ダンナもチカラ強く突き続けた。
そして、
M男くんが渾身の思いで射精をすると、ダンナに促されて、場所を代わった。
ダンナは妾のアソコから漏れ出るM男くんの子種を押し戻すように、ペニスでアソコを塞いだ。
「嬉しい、貴方としてきたセックスの中で、今日が一番良かった」
と妾が言うと、
「随分と待たせてしまったな」
とダンナは優しく、結婚を決意した妾に囁いていた。
M男くんと依頼人は、黙って二人を置いて浴室に向かった。
依頼人は感動して泣き続け、M男くんも彼女の涙を見ながら、黙って縄を解いてから、強く彼女を抱きしめた。
お互いに、肌を触れ合っていないと、寂しくて仕方なかった。
全員が入浴を済ませ、それぞれのカップルは、幸せな時間を費やしていた。
女達は、料理も出来なくなっていたので、出前をとって、お互いの将来について、語り合ったという。
ダンナ達が帰った後、M男くんと依頼人は、そのままの勢いで子育てに励み、日曜日には何も出来なくなっていたらしい。
おわり。
※元投稿はこちら >>