二人がストロークし始めると、彼女の反応が変わった。
挿入した時は、
「あはぁ、あはぁ、」
と喘いでいたのに、徐々に声は小さくなり、形相も苦痛の表情になって行った。
彼のペニスは、長さは標準的だけど、太さがあるので、見た目以上の圧迫感があり、押し込まれる感覚より、内臓が引っ張られるような感覚になる。
脚の力を抜いて、お腹にチカラを入れたら、それほど不安や痛みも無いが、彼女は彼と初体験なので、驚いているのだろう。
瞳を潤ませて、首を横に振り続ける彼女に、
「痛い?」
と尋ねたら、首を縦に振って応えた。
言葉も出ないようなので、
「じゃあ、抜いてあげようか?」
「私が彼に命令すれば、すぐに楽になれるよ?」
と言うと、彼女は首を横に振り、
「ダメ、抜いちゃダメ」
「壊れちゃう、私、壊れちゃう」
と言って、泣きながら私に訴えてきた。
私はレンズ越しに彼女の顔を見ながら、年上の彼女を可愛いと思った。
時おり、アソコからオナラみたいな音を立てて、ストロークしていると、彼女が、
「イク、イク、イク、いっちゃう、いっちゃう」
と騒ぎ始めた。
初対面の時に、落ち着き払っていた彼女からは、想像も出来ないような乱れ方に、私も息を飲んだ。
そして、挿入から10分も満たない内に、彼女は大人しくなって、彼は動きを緩めた。
1分ほど余韻を楽しませると、私は彼に合図を送り、再び激しく動き始めた。
「いやぁ、いゃん」
と喚き始めた彼女に、
「どうする?やめる?」
と尋ねると、
「いやよ、やめないで」
と私に訴えてきた。
「私に言っても、仕方がないでしょ?」
「彼に言ってあげてよ」
と私が彼女に言うと、
「やめないで、おねがい」
「何でもするから、オネガイ、やめないで」
と言って彼の顔を見つめていた。
彼女の懇願が嬉しいのか、彼は私にも見せないような微笑みで彼女に応えると、撮影している私まで笑顔になってしまった。
その後、彼女がイク度に動きを緩めたり、激しく動いたり、緩急をつけたストロークを1時間ほど続けた。
彼の精巣には、出番を待つ精子達が、濃厚な精液の中で暴れているだろう。
彼女のアソコからは、既にシーツにシミを作るほど、分泌された汁が溢れていて、艶やかだった喘ぎ声も、唸り声みたいになっていた。
最後のフィニッシュ。
私が合図を送ると彼は、
「うぉぉ」
と雄叫びをあげながら激しくラストスパートをかけた。
「いゃあ、しぬ、しぬ、しんじゃうぅ」
半狂乱に陥った彼女が、オシッコを漏らしながら喚き出した。
臨界点を突破した彼が、
「イクっ」
と呟いた瞬間、
外の嵐の喧騒も聞こえなくなったような沈黙の時間が始まった。
ピクピクと痙攣した女が、授精されていた。
荒れた息を整える彼女と、猛り狂ったペニスをアソコの中で鎮めている二人。
嗚咽を漏らし始めた彼女に、優しく慰めているM男くんが、いつもより男前に見えた。
ペニスを抜く瞬間をビデオに収めると、彼女は彼の注いだ精液が漏れないよう、アソコに手を当てて、彼がその上に手を添えた。
二人の放つ汗や精液やオシッコなどの匂いが、室内に充満していた。
臭いのが苦手な私は、早く部屋を出たいと思ったが、幸せの余韻に浸る二人からは、目が離せなくて、黙ったまま傍観していた。
つづく
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