以前、サークルのメンバーだった人のM妻が、認知症を患い、施設に入所したところ、彼女の身体にあった古傷を、職員に虐待の痕跡と疑われ、警察沙汰になったそうです。
幸い、S夫の旦那がプレイしていた頃の写真や手紙、隷属契約書等の書類を保管していたので、罪に問われる事は無かったそうですが、高齢化したご夫婦の中には、いざと言う時に、家族に知られないよう、そうした資料も処分する人がいて、かなり難しい問題もあるようです。
せっかく添い遂げる覚悟を決めてSM婚をするのだから、将来も見据えて行かないと、厳しい現実に直面するかも知れません。
もちろん私も、交際相手が不慮の事故や事件に巻き込まれたり、病気で入院したら、病院から警察に通報されて、私が逮捕されるリスクを抱えています。
その時に彼の意識があれば、彼から説明して貰えますが、不幸にして意識が回復しなければ、写真や動画、メールや書類しか、虐待を否定できる物はありません。
最愛のパートナーが、病気や怪我で苦しむ様子を見るのも辛いけど、そんな時に誤解されて、逮捕されて寄り添えないなんて事態になれば、もっと辛いはずです。
無実を証明する資料は死ぬまで廃棄しない、誰にも見せない事が、必要かも知れません。
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