《信じることの大切さ》
「信じてほしい」
ご主人様が仰った言葉です。
ご主人様の奴隷となり1年が経とうとしたとき、私には1つ悩みがありました。
「ご主人様の奴隷としては成長できていても、M女としては成長できていない」という想いをずっと抱えていたのです。
私は他人と比べてしまう悪い癖があります。
そして他人の言葉に影響を受けやすい弱点があります。
有り難いことに沢山の方とお会いして、色々なお話をさせていただきます。
それは楽しくて勉強になる一方で、自分に置き換えて考えてしまうこともあります。
またお知り合いの方々は色々なことをお声がけくださいます。
皆さまに可愛がっていただけてることに喜びを持つ一方で、心が大いに揺さぶられることもあります。
ご主人様とお会いした際に、責めたっぷりのご調教を毎回していただくかというと、そうではありません。
常連のお店に行ってお客様とお話をすることもあれば、飲み会等に参加することもあれば、お食事に連れていっていただくこともあります。
またご主人様がお疲れのときは、ご奉仕に専念させていただくこともあります。
奴隷としてご主人様にご満足いだだくよう日々努めていますが、M女としてはまだ駆け出しなのです。
SNS等でよく見られる定番の責めの中で
、まだしていただいたことがないことも多くあります。
M女として未熟な私は、責めていただいても耐えられないことも多くあります。
奴隷としてお仕えする幸せは常に味わっています。
ただし時折でてくるM女としての自分が嫌いで堪りません。
いっそのこと私の中にあるマゾの精神が消えてなくなればいいのに、と考えたこともあります。
ご主人様の奴隷でいる喜びが常にあるからこそ、辛くて仕方がないのです。
この想いが、ある時抑えられなくなりました。
それはご主人様が他の方に、色々な責め方をお話してたときでした。
お話を横で聞いていた私は「私がM女として未熟だから、ご主人様にこういった責めをしていただけないんだ」と感じてしまいました。
堪えきれなくなった私は、ついにこの想いをご主人様に打ち明けます。
話しながら涙が止まらなくなる私。
それでもご主人様は話を聞いてくださいました。
そしてご主人様もお話をしてくださいます。
ご主人様は時折、「自分の奴隷には長く仕えてほしい」と仰います。
時間をかけて計画的にじっくり調教し、ご主人様の理想の奴隷に育てたいと考えられています。
だからこそ、私にこのお言葉をくださいました。
…「信じてほしい」と。
このお言葉を聞いた瞬間、私の抱えていた想いは少しずつ消え始めました。
勿論、全てが消える訳ではありません。
何かのきっかけでまたこの想いが飛び出ることもあると思います。
しかし私はご主人様を信じます。
いつか将来、M女として成長したと感じる日を楽しみに待とうと思います。
以前も何度か、心が揺さぶられたことで、ご主人様にご迷惑をお掛けしたことがありました。
しかし、この言葉で全てが解消された気がします。
「信じてほしい」
この言葉に救われました。
私はこれからもご主人様を信じ、奴隷として全力を尽くしてお仕えします。
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