『お客サン、!そこでは、困ります!』フロントの女性が、強い口調で抗議してます。私には、顔を上げ勇気もありません。『ごめんなさい。直ぐに入ります。』ゆき様が、声に応え、首のリードを引きます。ご自分のバックに、私のかばんを四つ足の私の背中に載せてエレベータへ進まれました。僅か20歩ほどでしょうか。二人だけならまだしも、フロント女性に、見られてると永遠に続く、羞恥の道程です。やっとエレベータに辿り着いた私に、更なる苛酷なご命令です。『最後の一枚、いつまで穿いてるの!』
エレベータ・ドアは、閉めてくれそうにありません。
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