2020/11/15 21:28:15
(axdcdOCX)
「まだダメよ、我慢しなさい」
と言うと、
彼は手の動きを緩めて、私を見つめながら、ボーっとしていた。
(今度は私が見せる番)
と思って、私は助手席側に頭を向けて四つん這いの姿勢になった。
(他の誰かに見られたら、どうしよう)
と思いつつも、彼に「ご褒美を与えないといけない」と思う使命感が先に立った。
スカートをクネらせてるバイブで捲り、同時に振動を加えながら、お尻を撫で回したら、
「凄いです、姫さまのお尻にぼくのチンポが、」
と彼が実況する。
「うぅん、うぅん」
我慢していた声がマイクに入ったらしく、
「姫さま、感じてらっしゃるんですか?」
と訊いて来たので、
「感じてなんかいないわ」
「体勢が苦しいだけよ」
と言ってみたものの、湿ったショーツが、バイブの動きで捲れそうになる。
興奮して、敏感な部分にバイブを当てた瞬間、
(ヤバイ)
と思ったけど、少しチビッてしまった。
アソコ全体が痺れて、何が漏れたのか判らないけど、温かい何かがショーツを濡らした。
さっきまで熱弁をふるってた彼は、その事を実況もせず、私のイヤホンからは、彼の吐息だけが聞こえてきた。
(彼が「恥ずかしくない」って言ってたのに、私の方が恥ずかしがるなんて)
と思うと悔しくなって、濡らしたショーツを下げて直接バイブを当てた。
「凄いです、キレイです」
「ぼく、ずっと姫さまのアソコを思い出しながら、家でオナニーしてたから感動です」
と、お世辞を言ってきた。
私もスグにイキそうだったから、
「彼女さんは、どうなの」
と話題を変えた。
翔くんには、昨年から付き合い始めたカワイイ彼女がいて、私が「オンナの悦ばせ方」を指南していた。
「彼女、処女だったんでしょ?」と訊いたら、
「この前、ぼくが貰いました」
と声を切らしながら答えた。
「それ以来、毎週一度は彼女と泊まりで愛し合ってます」
と言うので、
「こんな所で、私なんかと会っていて良いの?」
と、私は意地悪を言った。
「良いんです」
「彼女は姫さまみたいに美人じゃないけど、可愛くて、優しくて、いつも近くにいてくれるけど、姫さまにしか甘えられないんです」
と答えた。
「彼女は、ばくをカッコイイって言ってくれるけど、本当のボクは、スケベで甘えん坊なマゾだから、幻滅させたくないんです」
と言った。
「良い話」なんだけど、私の中にヤキモチが湧いた。
撫でていたバイブをアソコに突き立てて、
「何をするの?翔くんには、優しくてカワイイ彼女がいるんでしょ?」
「しかもゴムをしないで挿入するなんて、契約違反はお仕置きよ」
と、芝居をした。
でも彼は、私の芝居に便乗して、
「ボクは、お仕置きされても、構いません」
「姫さまのアソコに挿入できるなら、どんな罰でも怖くありません」
と言ってきた。
「お仕置きするからね。私にヒドイ事をしたんだから、厳しくお仕置きをするからね」
私は負け惜しみしながら、今にもイキそうになっていた。
シートに敷いていたタオルも濡れて、太ももの内側がベタベタした。
密閉した車内に淫らな匂いが充満して、酔ってきたら、クルマの外に全裸で出てきた彼が、スマホを耳に当てて助手席の前に立っていて、私に向けてオチンチンを構えていた。
「何をするの?」
と訊いたら、
「ぼくは悪い子だから、姫さまのお顔にかけちゃいます」
と言うので、私はガラス越しに、
「やめなさい、そんな事をしたら、絶対に許さないから!」
と言っても、心の中では期待していた。
「ダメ、ダメ、」
と言いながら、バイブでアソコを突きながら、窓ガラスに頬をつけた。
「イク」
と言う声に遅れて彼の発射した液体が窓ガラスに飛び散った。
思わず私の腰が引け、バイブが奥を突いて私も果てた。
心地よい余韻に浸って、裸の私はシートにうずくまった。
しばらくして起き上がると、愛車の窓にはベットリとついた精液が垂れていた。
「ごめんなさい」
と言う声がスマホから聞こえた。
クルマを汚した事か、私の命令に逆らった事を謝ってるのかも判らなかったけど、一緒にイク事が出来た満足で、どうでも良くなっていた。
「お仕置き」の事も消えていた。
ただ、私の中では、次に誰とするか過っていた。