2025/02/15 01:35:22
(79mKSPtn)
「それじゃあ、始めようか」
その一言共に電マのスイッチが入った。
淡い振動音、全身に立つ鳥肌。
その後を追うようにして快感がやってきた。
悶えれば乳首は嬲られ、
お腹が渦巻くことが分かっているのに、
悶えずにはいられなかった。
初めての電マは正確で残酷で気持ちよかった。
こんなに気持ちいいなんて思わなかった。
下腹部はみるみる熱く甘くなって、
免疫のない私の理性を蕩けさせる。
蕩けた理性は涙や涎、愛液として流れ落ちた。
それらは淫らで温かい。
視界は官能的に霞む。
その視界が不意に鏡に映る私を捉えた。
鏡に映る私は、
乳首を嬲られることなんて忘れて、
何度も顎を上げては身体を淫らにくねらせている。
そんな自分を見ると心も身体も昂って声が出た。
「んあぁ、んあ〜」
「こんな姿見て感じてんの?」
あの人が言った。
私は喘ぎ声を上げることしかできない。
「そんなに感じてると栓抜けちゃうよ?」
あの人に詰られてお尻の穴をキュッと締めた。
却ってアナル栓の形をはっきり感じて、
卑猥な気持ちになる。
「ほらもっと締めないと」
あの人がねちこく言いながら私の尻を叩く。
尻にパチンと弾ける音と
痛みが走ってお腹に響く。
ただでさえ渦巻いて辛いのに余計に辛い。
「レオタードがどうなってもいいの?」
あの人がまた私の尻を叩いた。
レオタード、私の努力の結晶。
それを汚したくはない。
けど無理だ。
下腹部の快感はどんどん大きくなって、
渦巻くお腹の痛み比例するように強くなる。
「もう無理」
そう思った瞬間、
私の頭は真っ白になり激しく絶頂した。
身体は三日月のように反って、
尻から下劣な濁音を撒き散らした。
尻から噴射された液体がレオタードに
噴きかかる様を想像した時、
私の心に湧いた感情は意外にも安堵だった。
レオタード、努力の結晶。
裏を返せば優秀な生徒を演じる為の
仮面だったもの。
その仮面をあの人に
剥ぎ取ってもらえたような気がしたのだ。
「まだ終わんないよ、あと十回はイカないと」
あの人が電マの振動を強くした。
私は目尻を垂らして、
剥き出しの性欲の赴くままに
何度も何度も絶頂した。
この日の絶頂が、
私の心と身体の深い所に淫らな種を
植え付けていったことなど、
当時の私は知る由もなかった。