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取調室

投稿者: ◆0jVt1ao7Gw
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2020/11/12 04:35:21 (9iP9f2Qg)
その日、私の取調室に訪れたのは、スーツ姿のオジサン。

マスクの上からも緊張しているのが分かった。

「座りなさい」
と命令して、
「何をしたの?」
と強めに尋問した。

「実は、この前、女の子のお尻を触ってしまったんです」
とオジサンは告白した。

(それって痴漢じゃん)
と思った私は、調書を書いた。

「彼女(被害者)は、いつも同じ電車に乗ってる人で、ずっと{カワイイなぁ}と思って眺めていたんです」

「ふむふむ、それで?」

「彼女は、僕の事なんて、全然気づいてくれなくて、いつも窓の外ばかり見ていたから、告白したくなって、彼女の背後に近寄って行ったんです」

「ほぉ、それで?」

「真後ろに立っていても全然気づいてくれなくて、」
(そりゃそうだ)
「電車が揺れたので、彼女にぶつかってしまったんです」
(ソーシャルディスタンスは、どうした?)

「そしたら彼女、振り替えって、僕の顔を見て嫌そうな顔をしたんです」
(だろうね。あんたの顔を至近距離で見たら、誰だって嫌な顔をするよ)
と、心の中でツッコミを入れていた。

「で、アナタは彼女のお尻を触ったんですね?」

「ち、違います」
「僕、ちゃんと{ごめんなさい}って言いました」

「でも、彼女は僕が謝ったのに、無視して音楽を聴きながら、外を見ていたんです」
(ここで止めときゃ良いのに(呆))
「だから僕、彼女に気づいて欲しくて、」
「それで、お尻を触ったんですか?」
「はい」
「でも、悪気は無かったんです」
(悪気はあるだろう!)
とツッこんでみた(笑)

「で、どんな風に触ったの?」
「最初は、手の甲で触れるだけだったんですが、凄く柔らかくて、髪も良い匂いだったから、つい手のひらで撫でてしまったんです」
「だったら、彼女も大声を出したでしょう」
「いいえ、黙ってました」
(さすがに、このオッサンに痴漢されたら、怖くて声も出ないでしょう(笑))

「ちょっと、どんな状況か、解り難いですね?」
といって立ち上がると、私は壁に向かって立って、
「どんな風に触ったのか、私を彼女だと思って、再現してみて下さい」

というと、彼は私の背後に立って、近づいてきた。

男の気配だけで、ゾワゾワした。

お尻に何かが触れた感触がした。

「最初は、こんな感じでした」

「そ、それで、次は何をしたの?」
と聞くと、男はお尻を撫でてきた。
(うわっ、マジでキモい)
(よく被害者も、こんな事をされて黙ってたな)
と感心した。

「こ、これだけですか?」
「はい、彼女は次の駅で、走って逃げて行ってしまったので、」

「はい、アナタを逮捕します」
と言って、私は彼を後ろ向きにして、手首に手錠をかけた。
(当然でしょう)

私は、男を床に膝まづかせた。

「ごめんなさい、ごめんなさい」
「本当に悪気はなかったんです」

赦しを乞い、狼狽している男の頬を、平手打ちした。

叩いた手応えと音が、私を興奮させた。

「この、痴漢オヤジ!」
「“好きだ”とか“悪気はなかった”って言ったら、赦して貰えると思ったのか?」
と怒鳴り付けると男は、腰を抜かして後ずさりした。

「償います、何でもします、赦してください」

社会的地位や立場もあるオヤジが、ブザマに泣き叫ぶ。

ブーツで蹴り、踏みつけて、床に転がした。

「痛い、痛い、もうヤメテ下さい」
「本当に反省してます」

背中を丸めて、ダンゴ虫みたいに丸まった中年オヤジが、必死に懇願する。

「痛いか?本当に反省しているのか?」
と聞きながら、無理やり膝を開かせて、股間を凝視した。

「いや、見ないで」
男は気持ちの悪いオカマ口調で抗った。

ズボンの前が膨らんでいた。

「ねぇ、コレのドコが反省してるのかな?」
と顔を近づけて囁くと、鼻水を垂らして、臭い息を吐きながら、
「違うんです、私は悪くないんです」
と、往生際の悪い態度をみせた。

「オマエみたいなクズで、オンナの敵は、こうしてやる」
と、言って靴底で男の急所を踏みつけた。

「ひぃ、あひぃ、」
男は、かん高い悲鳴か喘ぎ声か、判らない声で鳴き始めた。

醜い顔を歪ませながら、
「ダメ、ダメぇ」
と言いながら、男は徐々に気持ち悪い声で悶え始めた。

「うぅん、うぅん」
と呻く男に、
「どうだ?この変態!!」
「この、痴漢ヤロー!」
と怒鳴り付けると、
「姫さま最高です」
「もっと強く、踏みつけて下さい」
「スケベで卑しいチンポコを、踏み潰して下さい」
と言って、更なる刺激を私に要求してきた。

しばらく阿鼻驚嘆の拷問劇の末に、男はズボンの中で失禁して果てた。

帰り際、ズボンを履き替えた男が、受付に座ってる私に。料金とチップを支払って、笑顔で
「姫さまのお尻の感触は、最高でした」
と言い残して帰ったので、
「次もご指名、お願いしまぁす」
と言って、私は彼を見送った。
 
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