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2018/02/17 01:20:48
(kBxEn8O7)
あの衝撃的な出来事は、まだ入社後間もない時の
出来事でした。
「こんな高い物はいらないわよ。でも、条件によっちゃ
契約してもいいけど・・・」
と、その女は意味深な笑みを浮かべたのです。
「条件って何でしょうか?」
「それはね。貴女が私の言い成りになるってこと」
「はい。私に出来る事でしたら何でもします」
夫人の意味深な笑みから、其れが変態的な事であると
いう事は明らかでした。
「ま、ここじゃ何だから家の中に入りなさいよ」
其れまで玄関に立っていた私でしたが、夫人に招き入れ
られて、応接間に通されました。
さすがに高額所得者の家だけあって、有名画家の絵画
や象牙などが飾られていました。
そこへ若いお手伝いさんが、紅茶を運んできました。
そして彼女は直ぐに退散していきました。
「さっき貴女は、言い成りになるって承知したわよね」
「ええ、確かにそう言いました」
「じゃ契約書にサインするわ」
夫人は、含み笑いをしながらさも愉快そうにサインを
したのです。
ガラス張りの大きなテーブルへ、契約書を広げて、
「前金で支払ってもいいわよ。商品はちゃんと届ける
のよ」と念を押すのでした。
そして、大きなワニ皮の財布から壱万円札を数えながら
テ-ブルの端から一枚一枚並べました。
商品を受け取る前に高額な料金を前払いするなんて
こんな有り難いユ-ザ-はいませんよ。
テ-ブルは人が一人寝れるほどの大きさで壱万円札が
一杯に並べられている。
豪勢な眺めでしたが、まるで百人一首でも始めるかの
ようなお札の並べ方は普通ではありませんよ。
「貴女を信用しているからね。さあ受け取りなさい」
「は、はい。有難うございます」
私は大喜びで受け取りました。
「じゃ約束通りにするのよ。さあ着ている物を全部脱ぐ
のよ」
「えっ?」
ある程度の事は、覚悟していましたがまさかこんな
真っ昼間に、応接間で素っ裸になるなんて思いません
でした。
「このテ-ブルに仰向けになりなさい」
「こ、これにですか」
仰向けに寝ると、夫人はテ-ブルの下から麻縄を取り
出して、「私はね、若い女を此れで縛って可愛がる
趣味があるのよ、オホホホホ」と悪魔的な笑い声を
上げると、馴れた手付きで私の両手両足を緊縛したの
です。
「本当にいい女だね。惚れ惚れするよ」
夫人はこんな事を言って、緊縛された私の全身を舐める
ように見ていたのです。
「食い殺したくなるわね」
こんな事も言う、夫人の形相はもう常人のものではあり
ませんでした。
本当に食い殺されるのじゃないかと思った程です。
「あはははは。オマンコグショグショじゃないの
その内もっとグショグショになるわよ。あはははは」
笑い方が悪魔的で、背筋がゾッとしました。
もう契約なんかいらないから帰らせてくださいと、
頼みましたが聞き入れてもらえませんでした。
どう考えても性格が異常な女性でした。