大学三年の貴方はつい先日彼女と別れた。原因は彼女の浮気‥だった。
高校時代に大恋愛の末付き合い、将来的には結婚もイメージしていた関係。それだけに精神的ダメージは計り知れず、貴方はそれ以降大学も休みがちになり、半引きこもりの様な状態になってしまった。
彼女はタイプ的に言えば清楚系。浮気をする男女の事を「最低」「信じられない」と言っていた事がある。
そんな言動からも浮気をする様なタイプではないと思っていた。
しかし‥彼女は浮気をした…
『女は嘘つきだから』
以前友達が言っていた言葉が貴方の脳内で回り続けている。
彼女に限ってはそんな事はないと思っていたのに…
ガチャ!
「ったく…鍵くらい閉めろよ…物騒だろ…」
貴方がベッドで横たわっていると玄関の扉が開き、やや横柄な女が何食わぬ顔で入ってくる。
「ほら、差し入れ。どうせ何にも食ってないんだろ?
落ち込んでるのはわかるけどさ…いつまでもそんなんでどうするんだよ。ちょっとは楽になったか?」
女は貴方の顔の横におにぎりと水が入ったビニール袋を置き、ベッドへ腰を下ろすと労わる様な言葉をかける…
北大路 純。
同じ大学の同級生。やや男っぽく粗暴なところもあるが良い奴で、気の合う女友達だった。
彼氏が仲の良い友達…黒瀬 和哉で、彼氏伝いに今回のトラブルを聞き、度々訪れる様になった。
同じ女として彼女の事を批判し、貴方に同情してくれた。
女が浮気する気持ちや感覚というのものに関しても意見を言い、慰めるだけで終わらない、男として次のステップへ進める様な良き相談役になっていた。
「まあでも…辛いよな…悪いのはあくまで彼女さ。裏切ったんだからな。お前は悪くないよ。
?
どうしたんだ?…口元じっと見て……!? ああwそういう事ね(笑)…んっと…」
スルッ…
純は貴方の何とも言えない目線に何かを思い出したかの様な反応をする。
そしてどこか慣れた手つきでスウェットを下ろし、下着まで脱がしていく… 脚を開かせその間に跪く純…
「あらまぁ…ちょーおっきいじゃん…なんでこうなってんの?…彼氏持ちの女はだめなんじゃないの?…」
純は落ち着いた様子で反り上がった貴方の陰茎を指先で摘まみ、徐々に掌で優しく包んでいく…
クチュ‥
純は顔を下へ向け、やや尖らせた口先から唾液がゆっくりと亀頭へと落ちていった。
雪崩れ落ちる様に陰茎へと伝っていく…
「お前の気持ちはわかるよ?女の浮気は男とは違う…男には独占欲があって…自分以外に触れてほしくない…キスしてほしくない…【フェラ】なんて…もっての外…」
ズ…チュッ!…
純は赤く艶めいた唇からゆっくりと貴方の亀頭を頬張っていった。
陰茎の根本まで飲み込んでいき、亀頭へと戻っていく… 往復する様に繰り返していく純…
「でもさ…女だってこういう事すんの…例えば、仲の良い友達とかね?…」
ブッ!…クチュッ!…プッ!…
「別に彼氏が嫌いになった時だけ行為をするんじゃない。仲の良い友達がいて、辛い思いをしているなら…慰めたくなる時もあるだろ?」
ジュッ!ポッ!…チュッ…
「…でもさ、お前は間違ってないよ。気にすんなって…ン(笑)」
純は、誰よりも優しい顔で微笑んだ……