大学卒業後、一般企業へ就職した貴方。
同期には同級生だった樫木卓也という友人がいる。大学時代より交友が続いている。部署は違うといえど、馴染みの関係性から日頃からよく話をしていた。
樫木の彼女である城本も同級生。よく3人で遊んだりもしていた。城本は他社での就職となった。
就職後2年程経ち、3人は公私共になんとか順調にやっている様。樫木と城本も関係は続いていて、30歳までに結婚を視野に入れているらしい。
…実は、貴方と瑠美はセフレ関係だった。
きっかけは半年前。
貴方の自宅で城本といつもの様に遊んでいた。元々樫木も二人で会う事自体は抵抗がなく、場所を知りはしないものの、了承していた。
その頃樫木と城本は倦怠期で、擦れ違いが多く上手くいっていなかった。話をしている内に…という、よくある流れだった。
それからというもの、二人は会う事が増え、その度に体を重ねていった…
友人の彼女…
当然結んで良い訳がない女。
しかし、瑠美の体は素晴らしく、一時の迷いがあったとはいえ…貴方を選んだ…
そして、未だに関係は続いている…
…樫木よりも貴方の方が優れていると思っている?…
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パァン!パァン!パァン!パァン!!
「ハアッ!!ハアッ!!ハアッ!!…アッ!アッ!アッ!アッ!……卓也より…いいっ!!…」
。。。
カタッ…
「ン…ホント毎日暑いよね~…でもだからこそこういう冷房の効いた部屋が気持ちいいんだけどね(笑)」
セックス後、バスローブに身を包んだ瑠美はコーヒーグラスに口を付け、毅然とした様子で窓の外を見ながらピロートークに耽ている。
まるで、樫木に対する罪悪感などないかの様に…
「どう?…男の本能っていうのは、また満たされた?
…そっかw 良かったじゃん(笑)
不思議だね、男って。そういうので満たされるんだから。
彼氏のいる女の方が燃えるなんて(笑)…でも、そういうものなんだろうね。」
何気なく質問する瑠美にやや躊躇いながら返答する貴方。
そして何やら女らしくない内容の話を続けていく瑠美。
2人は、各々の気持ちを吐露し合っていた。
性別の違いからか、互いが理解出来ない感覚をもっている事に気づいた二人は、それが男女の脳の違いと知り、徐々に意識しながら行為をする様になった。
行為後、何か感じた時や、貴方がどうしても「言葉」が欲しい時…こうやってその違い…を報告し合っている。
謂わば、研究的セックス…といったもの。
2人の関係性故に成立する、奇妙な浮気なのかもしれない。
「ん?私?…ああwまたそれか(笑)ホント好きだねwしょうがないな…」
スッ…
徐に貴方の耳元へ顔を近づける瑠美。
そして、そっと囁いた。
『…うん…卓也より……良かった…ずっと…』
「ふうっ!じゃあそろそろ行くね?
うん、今日は卓也と予定があるんだ。また連絡するね。今日はありがと。じゃね…」
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言い様のない高揚感と背徳感に包まれた貴方は、瑠美との関係に自らも沼へ沈むかの如く、深く…深く堕ちていった…
【プロフィール
顔 ハーフ系美形
髪 ブラウン色のセミロング
体 167cm 86 58 90 やや褐色肌】
(希望の行為)
背面騎乗位、騎乗位、バック
フェラ ごっくん(経験なし)
言葉を言わせる(彼氏との比較、精子の感想など)