結婚して幾年、倦怠期と夫の疲れから夜の営みは減り、私の身体は満たされない疼きに苛まれ、熱い溜息を吐くばかりでした。
そんなある夜、夫があやしい提案を口にした。「寝取られマッチングセンター」――退屈な日常を切り裂く刺激を求めての、夫の危険な賭けだった。私は躊躇したが、夫の執拗な熱と強引な流れに抗えず、センターの担当者と対面する運びとなった。
夫が選んだ男は、一見平凡なサラリーマンの仮面を被っていた。落ち着いた物腰、整ったスーツ、穏やかな微笑み。けど…その裏に潜むのは「調教師」――女性を牝へと堕とし、快楽の深淵に引きずり込むことを生業とする男でした。
私はその真実を知らぬまま、彼の誘う瞳に吸い寄せられ、ホテルの部屋へと足を踏み入れた。
そして、プレイが終わったとの連絡を受け、夫が震える手でホテルのドアを開けた瞬間――。
「はぁ…んっ…ふぅっ…あぁぁ…♡」
そこには、信じられない光景が広がっていた。私は後ろ手にきつく縛られ、縄が食い込む白い肌に赤い痕を刻みながら、仰向けに倒れていた。大きく開かれた両脚は羞恥を忘れ大きく開いたまま淫らに震え、秘部は濡れそぼって光を放つ。目は虚ろに宙を彷徨い、焦点は溶け、半開きの唇からは涎が糸を引き、舌が無意識に蠢く。身体は快楽の余韻に小刻みに痙攣し、肩で喘ぐ吐息は獣のように荒々しい。
お腹の上には、使用済みのゴムがまるで征服の証のように乱雑に散らばり、夫との淡白な一回とは比べ物にならない、圧倒的な量と激しさを嘲笑うかのようでした。
部屋は濃厚な牡と牝の香りに満ち、私の肌は汗と愛液にまみれ、淫靡な輝きを放っていた。
車で帰る途中、私の身体はまだ彼の残響に支配されていた。熱い脈動が子宮の奥で疼き、頭は彼の指、舌、強烈な律動で埋め尽くされる。夫が運転席で、探るように囁いた。
「どうだった…?」
私は火照る頬を押さえ、掠れた声で答えた。
「…恥ずかしいけど…信じられないくらい、感じちゃった。セックスが、こんな…こんなに気持ちいいなんて、知らなかった…。縄で縛られて、自由を奪われて…なのに、頭が真っ白になって、身体が勝手に彼を求めて…もう、ダメになるかと思った…」
言葉を紡ぐたび、身体の奥が疼き、蜜が滲むのを感じた。
「ねぇ、帰ったらすぐにエッチしたい…いい?」
ととろけた顔で夫におねだりをしていた。