ほぼ満員の電車…
貴女は車両の前の端に乗っていた。
そして貴女の隣には無垢な女子高生が。
少しすると、
男が女子高生に近寄り、
痴漢行為を…
まるで痴漢をされたいような顔で
その女子高生を羨ましそうに
貴女はチラチラ見ていた。
貴女の視線に気づいた痴漢の男は、
女子高生よりも貴女に興味を持ち、
ゆっくりと貴女に近づいてきた。
じっと貴女の顔を覗き込むように見るが、
貴女は視線を逸らし目を合わそうとしない。
男は貴女のお尻に手を置き、
貴女の耳元に口を近づけると…
「おぃ、してほしいのか?
正直に言えよ…」
そう低い声でつぶやく。