「んっ…くうっ…んっ!」
ある廃ビルの地下に、呻き声が響く。
呻き声の主は、私立探偵の篠崎歩。
普段はサラサラ髪に、中性的な容姿を持つ美男子として有名だったが、違法シーメール売春組織を追っている際、不意に睡眠薬を嗅がされてしまう。
目覚めたときには、犬のような四つん這いで拘束され、ディルドつきマスクをつけさせられて喉奥までディルドを突き込まれており、ディルドからはチューブが伸びて、ザーメンとドラッグ、栄養材、女性ホルモンの混合液が詰まったタンクに繋がっている。
視覚と聴覚は、頭部にVRヘッドセットを装着されて奪われ、大音量で女性主観での激しいセックス映像と音声を流し、サブリミナル的に洗脳効果を高める激しい光が明滅している。
肛門には、カリ高でイボつきのエゲつないディルドが装着されたピストンマシーンがあてがわれており、主観映像に合わせて激しく突き込まれてくる。
ペニスには、男であることを忘れさせるかのように、麻酔薬がたっぷり塗られたコンドームが被せられており、ペニスからの快感を感じることはない。
喉に突き込まれたディルドは、フェラ奉仕を続けることで射精のように液体を放つ仕組みになっており、栄養失調の心配はない。
歩自身、もう二週間この装置に繋がれており、時間の感覚もなくなっているが、もうディルドをしゃぶるのも慣れたもので、映像に合わせて夢中でしゃぶるようになっている。
「んふうっ♪んっ♪んっ♪んんんっ♪」
映像の中では、いつも激しいセックスをする男が現れ、甘えたような声を出すような映像の女に合わせて、歩も興奮したような声を漏らしてしまう。