夫を亡くしてから、ある男性の方からの支援を受けて六年余り。
サド嗜好の男性の飼育によってマゾの喜びを植え付けられた私でした。
場所は我が家の一室での行為です。そんな日は、夫の遺影は伏せて置きます。
位牌も後ろ向きにして亡き夫からの視線を外します。
たとえあの世からのものであっても決して見られたくない恥ずべき女の姿なのですから、せめてもの妻としての行儀です。
優しい責め、厳しい責め、恥ずかしい責めのいずれにも女の園をを濡らして悶える私に成長しました。
亡き夫との間には一人娘がいます。父親が居なくてもすくすくとした女の子育ってくれました。
もちろん同居しています。娘の留守時を狙っての行為に及んでいる私と男性でした。
ある日のこと、全裸緊縛でディルドゥを股間に埋め込まれて小刻みに体をくねらせていました。
頂点に達するその時を今か今かと腰を振ってディルドゥからの刺激を促する私でした。
間もなくして頂点に達しようとするその時、突然に部屋の襖を開いた男性なのでした。見るとその部屋には娘が転がされて居たのでした。
全裸緊縛の股間には私同様のディルドゥが設置されていました。あろうことか二本のディルドゥの一本は後ろの孔へと刺さっていました。
前後二つの孔へのディルドゥ責めに泣いている娘が其処にいました。私は世の中が終わったと胸の内で叫ぶのが精一杯でした。
頭の中が混乱してそこまでの記憶しかありませんでした。
今は平静を保って、同居生活を送っていますが、私も娘も目を合わせることはありません。極力その事には触れないようにしています。