7人制女子ラグビーをセブンズと呼びます。
チームとしては決して強くはありませんでした。
それでも一応、レギュラーとして試合には出させてもらっていました。
目立った活躍もなく一昨年に引退しました。
現在、勤務先の上司の奴隷となって日々厳しい飼育に晒されています。
体力的には、フランカーと言ったポジションで鍛えられて来た身体ですので、耐久性はあります。
然し、ギリギリと縄で縛られての鞭打ちや蝋燭の熱さには涙してしまいます。
私が、ちょっと力を加えて押せば簡単に倒れてしまうような、ひ弱な上司なのに、どうしてこんなにキツく縛れるのでしょう。
身動き出来なくされてしまうのでしょう。私はまだ縛られることへの喜びなどは分かりません。
ただ、ラグビーを引退してからの自分自身の置き場がないのです。
この鍛えた肉体が恨めしいのです。虐め抜きたいのです。めちゃくちゃにして欲しいのです。それを上司に委ねたのでした。