あなたは本当は分かってる。
初めて会った時から私を見透かしてくるような目だった。怖かった。
時が過ぎて、あなたに再会して、
誰にもバレないように不意に下の名前を呼んでくれたの。
動揺した私はあなたに意地悪をした。
あなたは私にもっと意地悪をし返した。
悲しかったのに、嬉しかった私は歪んでるね。
嫉妬して…くれたの?
私たちは本当は分かってる
心の底で繋がってるって。
決定的な言葉は一つもないのに、
アイコンタクトやサイン。
何度も会話の中でふと感じるあなたの気持ち。
私が変態なM女だってことも
本当は見抜いてる気がする。
じっくり…ゆっくり…私の方に来るあなた。
拒めるはずなんてない。
私は見せたくない自分が裸になってく。
心が裸になる方が近いのかな。
ずるいずるいずるいずるい。
もう我慢なんてできないよ…
ねえ早く…