SM調教体験告白

当時私は19、夫は31。
夫と1泊デートした翌日、私は用事があって途中で夫と別れてタクシーに乗ろうとしたところでバイクに突っ込まれた。
気がついたら病院でした。背骨と太ももをやってしまって、結構危なかったらしい。
両家族揃っていて私より歳上の義妹なんか滅茶苦茶泣いて私の意識が戻ったのを喜んでくれた。
夫はぐったり。新婚で妻が事故とか、大変だったよね、ごめんね、ありがとう、愛してる、とか思ってた。
でも実際はちょっと違ってた。入院とか手術とか色々手配してくれていたのもあったけど、夫がぐったりしていたのは、警察の事情聴取を受けていたから。
私の体、傷だらけだったんだ。治って痕が残っている傷、治りかけの傷、できたばかりの傷。
もちろんSMプレイ。私は痛いことが大好き。拘束とかされずに、痛いことされるのに自分から体を差し出して、出来るだけ身動きしないように耐えて、でも、泣き叫ぶのが本当に好き。痛くないの？って思うかもしれないけど、もちろん痛い。それが気持ち良い。後で体に残った痕を見ると、満たされた気持ちになる。
普段は優しくて歳下の私に過保護な夫も、SMプレイ中は鬼畜も鬼畜。言動はヤクザ映画のすぐ死んじゃう悪役みたい。泣いている私を見て笑って続けてくれる。
事故の前日も、ホテルで思いっきり叩いてもらってた。鉄製の靴べらとか、いい感じで赤青黄色の痣ができるんだよね。
そんな私の体を見て、お医者さんはDVを疑ったそうです。あとでお医者さんと、事務総長？みたいな人に謝られたけど、微妙な空気だったなぁ。
夫の方は、最初は言い出せなかったけど仕方なくSMプレイと打ち明けて、それで信じてもらえると思ったらそんな訳はなく、写真を見せても動画を見せてもダメ、メールのやり取りに至っては「これ強要の証拠ですよね」と言われたらしい。
言うことを聞かないとこの前の写真をばら撒くぞ、それだけは許してください、じゃあ中出ししてくださいとお願いしろ、わかりました、それだけじゃつまらないから、また殴りまくってもいいよな？痛いことは許して、好きだろ？殴られなが犯されるの、それとも写真をお前の家族に見てもらおうか？それだけは許して、わかりました、殴りながら犯してください、みたいなメール。だめでしよこれ。夫も混乱しまくっていたみたい。
私が自分で「私はマゾヒストで、夫とはSMプレイしています。事故がないようにしていますが、体に痕は残ります。残すようにしてもらっています。同意のうえで、むしろこういうことをしてくれる人なので、私は夫と結婚しました」みたいな動画を撮って、夫にプレゼント。夫は微妙な顔していたけど、いまだにその動画を残していて、さっき一緒に見たので思い出して書いてみました。