SM調教体験告白

男性恐怖症とは違うのですが、症状は同じなので、似たようなものだと思ってください。
なのに性欲は強くて、しかもマゾヒスト。
最悪です。
それでも10代で奇跡的にパートナーが見つかりました。
少し年上で、バイセクシャル。
主人と奴隷でもあり、友達でもあり、みたいな関係でした。
理由は思い出せません。特になかった気もします。私から彼女に、もっとキツい調教をおねだりしました。
彼女は楽しそうに、ちょっと考えてみるね、答えました。
ちょうど一週間後、彼女とホテルに入り、私だけ裸にされ、ベッドの上で、右手首と右足首、左手首と左足首をボンテージテープで固定されました。
不自然な格好です。力も入れにくくて、普通に縛られるより全然動けませんでした。
私からは見えない位置で彼女が誰かに電話をしていました。
嫌な予感しかしませんでした。
すぐにホテルの電話が鳴り、彼女が出て、それからまたすぐに、私の知らない男性が部屋に入ってきました。
彼女のセフレと、そう紹介されました。
気が狂ったように叫びました。
彼女のことも、絶対に許さない、殺してやる、くらいのことは言っていたと思います。
でも、彼女は止まりませんでした。
勃起した男性。
フェラする彼女。
ベッドの上で、私を後ろから抱き抱えるように、私の性器を曝け出す彼女。
乳首やクリトリス、アナルを触る彼女と男性の指。
私の性器に、ゆっくりと挿入する男性。
ボロボロ泣いて許してといった気がします。
せめてコンドームをつけてとか、見たくないから目隠ししてとか、気持ち悪いから乳首に針でも刺して気を紛らわさせてとかも。
それを無視して、生のまま、根本まで挿入されました。
気持ち悪い。
わたしの体の中に、男性が入っている。
名前も知らない男性に。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
男性が腰を振り、気持ち悪い声を漏らしながら、中に出して良い？と聞いてきました。
発狂しそうでした。
妊娠？男性の子供を？私の体の中に、内側に、男性の精液が入る？
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
でも彼女は楽しそうに、いいよ、って答え、それを合図に、男性は私の中に出しました。
出された感覚は、あったような、なかったような。
ただ、男性の動きが止まり、気持ち悪い声を出し、私にしがみつくようにしたので、中に出されたんだ、と思いました。
拘束を解かれても、私はただぼーっとしていたようです。
その後のことは、あまり覚えていません。
男性を口で清掃したり、お風呂場で男性のおしっこを飲んだりもしたみたいですが、記憶にありません。
私の男性経験はこの1回だけです。
お付き合いしていた彼女とは、そのあと3年近く続いたあと、些細なことでお別れしました。