SM調教体験告白
1:癒しを求める者
投稿者:
りな
◆0jVt1ao7Gw
よく読まれている体験談
2020/01/30 09:55:47(h9.aqU59)
彼の手術が始まった。
待ち合い室には、彼の両親や親戚も来ていたので、私は彼女の母親と一緒にいた。
随分と若いお母さんは、私の母親と同世代。
18歳で彼女を出産したという。
そんなお母さんが、80過ぎの男性と夫婦なんて、違和感を感じた。
私が、その話をすると、お母さんは私を離れた場所に連れて行った。
お母さんは重い口を開いて、彼女の出生の秘密を話始めた。
旦那さんとの出会いは、彼女がまだ高校生の時で、当時は彼の息子(腹違いのお兄さん)と交際していたらしい。
二人は真面目に付き合っていたが、彼の父親に迫られて、殆どムリヤリの状態で関係が始まったらしい。
彼女の進学先が決まった頃に、彼女は彼のお父さんの子供を妊娠したという。
当時はバブルで景気も良くて、彼女の親とは問題をお金で解決したらしい。
彼の母親は、旦那が息子の彼女を妊娠させた事に怒って離婚。
ネトラレた息子も父親に反発して、母親と暮らし始めたらしい。
大学を一年休学して生まれたのが彼女だった。
彼女は家が裕福だったので、過保護な父親になついていた。
やがてお母さんの元カレだった息子も結婚したが、彼女が高校生になった頃に、不倫の関係が始まったらしい。
経緯を知らない娘から見れば、腹違いの兄と母親の関係は、近親相姦みたいな物。
ファザコンで箱入り娘だった彼女の生活は荒れて、外泊を繰り返していた。
それでも娘は大学を卒業して、父親の経営する会社に就職した。
生意気な社長令嬢だった娘は、仕事よりオトコを優先していた。
給料より父親のお小遣いの方が多かった娘は、働く事よりセックスに溺れて、SMの道に、のめりこんだ。
お母さんの話と彼女の話には、いくつか食い違いもあったが、お母さんの話を聞いて納得した。
なんで彼女がMになったのかも、何となく理解できた。
彼女の生い立ちの真相を知って、彼女の母親の告白を聞いていたら、あっという間に時間が過ぎた。
彼の手術が終わったらしく、彼女と彼の両親は、別室に案内された。
午後には両親と復縁した彼女だけが面会できるらしい。
20/02/05 13:44
(xxS.PJE5)
もう一日、休みを取って彼女に付き添うかと思ったが、その役目は彼女の母親に譲った。
互いに、過去に傷を持つ母娘なら、私より適任だろう。
麻酔から醒めた彼は、彼女を見てから、再び眠ってしまったらしい。
今夜は帰ってきた嫁に抱かれている夢を見るのだろう。
本当の治療は、これから。
薬の副作用や治療は、かなり苦しいらしい。
彼の苦しみに寄り添うのは、嫁の務めであり、それを支えるのは、子供や母親の役割。
彼には親も仕事の仲間もいるし、癒しになる存在がある。
退院したら、会いに行くかも知れないが、しばらくは静観するつもり。
今夜は寒くなるけど、すぐに春が来る。
まだ予断を許さない状況らしいけど、私に出来る事だけは果たした。
だから今は清々しい。
明日会社に持って行くレポートも仕上がり、私は眠る。
おしまい。
20/02/05 23:07
(xxS.PJE5)
バレンタインデーの翌日、彼の嫁が暮らすマンションに行った。
彼はまだ近親者しか面会できないので、子守りをしながら留守番をした。
彼と嫁、息子の三人に、一日遅れのチョコレートを持っていった。
「え?私まで貰って良いんですか?」
と言われた。
子育てをしながら入院している旦那に付き添う彼女に、私はご褒美をあげたかった。
献身的に奉仕するMは、男女に関係なく可愛い。
彼女が病院から帰ったら、三人で食べようと思ったチョコレートケーキも用意した。
旦那は、まだ病院食しか食べられないから、チョコレートは当分オアズケ(笑)
帰ってきた彼女に聞いたら、私のチョコを喜んでいて、食べるのを楽しみにしているらしい。
たかがチョコなんだけど、なかなか効果的に使えた。
20/02/16 22:18
(tX2GqG1R)
「今日も、お疲れさま」
子供を寝かし付けてきた彼女を労うと、
「ありがとうございます。お嬢には色々と甘えてしまって、」
と彼女は恐縮した。
「旦那は順調?」
「お医者様は、順調って言ってるけど、主人が苦しがる時もあって、面会に行くのが辛かったりします」
「奥さんとしては、辛いよね?」
話をしながら、彼女をベッドに導いた。
彼女は、私の胸に顔を埋めてきた。
彼女の熱い息が胸の谷間に吹き抜けた。
「これから、どうしたら、」
と言った彼女は、声を詰まらせた。
不安なのだろう。
子供を抱えて、病の夫を支える妻は、私に弱音を吐いていた。
私は、彼女の頭を抱き締めて、話を聞いていた。
私には想像も出来ないぐらい辛いと思うと、つい貰い泣きしてしまった。
「ごめんなさい、わたし、お嬢にこんな愚痴を、」
と言うと、彼女は涙で濡れた目を擦って、私から顔を背けた。
意識的か無意識か知らないが、彼女は私を「お嬢」と呼んでいた。
私は、彼女の気持ちを察した。
こちらを振り向かせ、彼女の唇を優しく舐めた。
瞳を閉じた彼女は黙って私のキスを受け入れた。
唇を擦らせながら、舌を挿入すると、彼女も舌を絡ませてきた。
彼女の手が私の胸を揉む。
硬い私の胸は、揉まれると少し痛みがある。
でも、それは言わない。
私は下手な彼女の愛撫を、彼女にも返した。
「あぁ、あぁ、」
呻きをあげて、彼女のスイッチが入った。
揉みから撫でに変えてみたら、彼女も私の動きに合わせてきた。
温かい彼女の手のひらが、私のオッパイを心地よく撫でて行く。
彼女は甘えている。
そんな彼女を、私は可愛いと思っている。
私は抱いた男の嫁と、夫婦の寝室で淫らな事をしていた。
つづく
20/02/19 12:09
(chbb.KYH)
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