その時は、私も泥酔して、どうかしていたのです。
新卒で研修に3ヶ月に、ついてくれた教官に、処女を捧げました。
私は、真剣交際のつもりでしたが、彼は違いました。
彼は既婚者、子持ちの単身赴任だったのです。
その事を会社の先輩から聞いた時、気付かなかった自分に悔しいやら、恥ずかしいやら、涙が止まりませんでした。
彼が毎回連れてきてくれた居酒屋さんで、呑みました。
彼が連れてきてくれたのが嬉しくて、飲んだことないチューハイを少しだけ飲んで酔ったフリをしてたので、自分の限界を知りませんでした。
とりあえず飲みながら、泣きながら飲んでました。
気付いたらベッドの上でした。
誰かにしがみついて、セックスしていて、喘いでいた。
次に気付いたら、誰かの腕に抱かれて、寝ていた。
股から精子が垂れていて、中出しされた事に気付いたけど、もうどうでも良くて、また寝てしまった。
次起きたら、手マンをされていた。
この時、意識のある中で、初めてご主人様の顔を見た気がする。
口の前に、チンチンを出されて、舐めさせられそうになった瞬間、思いっきり吐いてしまった。
頭は経験した事ない位ガンガンしてるし、体はダルいし、そのまま、ゲロの中に倒れてしまった。
何か言われたけど、よく分からない。
そのまま抱き抱えられて、風呂場に連れて行って貰い、シャワーを浴びたけど、1人ではフラフラして立てないので、支えて貰って、湯船に浸かった。
名前も知らないおじさんに抱きついて、安心感にホットしていた。
私の頭を撫でながら、優しく
「オレの女になるか?」
何故か分からないけど、うなづいてた。
「俺は変態で、Sだけど、構わないのか?」
また、うなづいてた。
ビックリした顔をしていた。
「とりあえず、うちに来いよ」
自分から初めてキスをした。
風呂場では、それ以上の会話は、無かった。
私の服や下着はゲロまみれ、汚れまくってて困ってたら、コートを渡されて、
「それだけ、着たら良いだろ?」
困惑したけど、抱きしめられながら、
「俺が守ってやるから」
そう言われたら、従う気になった。
汚れた服を包んで、カバンに押し込んで、コートを着て部屋を出た。
その日以来、生理の時以外、パンツは履いていない。
ホテルから出て初めて、そこがラブホだと気付いた。
時間は12時くらいで、大通りに出ると、周りの人が、みんな私を見ている気がした。
タクシーを留めて、ご主人様の自宅近くのコンビニまで行った。
コンビニでもヒヤヒヤしながら、ご主人様に手を引かれて、パンとかおにぎりとか、買って部屋まで戻った。
へやに着くととりあえず縛られた。
首輪んつけられて、パイパンにされて、身体に落書きをしてもらった。
ご飯を食べてから、また寝た。
夜起きたら、またコートだけきて、お出かけ。
「トイレに行きたい」
そう言うと、コインパーキングの隅で、降ろされて、そこでする様言われた。
初めてで中々出なかったけど、人が来るのが怖くて、急いで出した。
車に戻ると、思いっきり抱きしめられて、また安心感で嬉しくなった。
ご主人様に抱きしめられたら、なんでも出来る気がした。